2017年8月31日木曜日

「Ryzen」を使用した普段使い用PCの構成について考える(2017/08/31)



 最近腰痛が酷くなってきました。

 動くことはできますが,激しい動きは無理ですね。

 何かしたわけではないと思うのですがね。

 ここ最近のおかしな天気も影響しているのかな?

 腰痛持ちの方がいらっしゃったら,気を付けてくださいね。







 先日のグラフィックカード・電源の記事

 倉庫用PC「NEC Express5800 GT110b」に代わるPCの構成について考える(グラフィックカード・電源編)(2017/08/27)
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/08/20170827.html

 の続きです。


 「NEC Express5800 GT110b」の更新について考える(PCケース編)(2017/08/01)
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/08/20170801.html

 倉庫用PC「NEC Express5800 GT110b」に代わるPCの構成について考える(CPU・マザーボード編)(2017/08/12) 
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/08/20170812.html

 これらを含めた前回までの投稿で,新たに倉庫用PCを組む際の構成について考えていきました。

 しかし,最近その使い方について考えを改め始めたのですよ。


 というのも,私が普段使用しているPCは

 デュアルXeonなPCのグラフィックカードを交換してみる(その②)(2017/07/11)
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/07/20170711.html

 にあるとおり

【CPU①】Intel Xeon E5-2620 V4
【CPU②】Intel Xeon E5-2620 V4
【CPUクーラー①】ENERMAX ETS-N30R-HE
【CPUクーラー②】ENERMAX ETS-N30R-HE
【メモリ】キングストン KVR21R15S4K4/32
【M/B】ASUS Z10PA-D8
【GPU】ZOTAC GeForce GTX 670 2GB TWINCOOLER
【SSD】Crucial CT250MX200SSD1
【HDD①】WesternDigital WD30EZRX
【HDD②】WesternDigital WD20EZRX
【HDD③】Seagate VB0160EAVEQ(ST3160318AS)
【ODD】なし
【OS】Windows10 Pro 64bit
【電源】Seasonic SSR-750RMS

 というスペックになっています。


 このPCなのですが,

 Windows10 起動時に真っ暗な画面になり操作をほぼ受け付けない現象について(2017/06/19) 
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/06/20170619.html

 このような症状が出る場合があるほか,最近フリーズしたこともあるのですよ。

 普段使用する分には満足できているのですが,こういった問題があるとあまり使いたくはなくなりますよね。

 まぁ安定させるのが一番なのでしょうけど,私には原因解明できそうになりませんから・・・

 いちいち原因を特定していく作業というのも面倒ですのであまりしたくありません。

 そういったことから,このPCは普段使い用ではなく,特定用途(エンコード等)で使用していこうと思います。

 このスペックのPCを眠らせておくのは勿体無いですし,何らかの用途を見つけないとね。



 そういったことから,そのような不安定な動作をするPCに代わり,新たなPCを組もうと思ったのです。

 そして,ちょうど今回「GT110b」の故障していますので,どうせならそのパーツ類を引き継いでいこうともね。


 そう,つまり,倉庫用のPCを新たに組むのではなく,普段使い用のPCにしてしまおうというわけです。

 既存の HDDが4台あるので,それらを活かすとなると倉庫用PCにした方が良さそうですが,別に新たなPCを組むとなると費用面がね・・・

 普段PCを起動させっぱなしにしていますし,どちらの用途でも対して代わりはないような気もしますけどね。

 それに,HDDの稼働時間も結構なものになっていますので,そろそろ寿命が来ることも考えると,データのバックアップもとっておきたいですしね。

 バックアップのバックアップになりますけど。



 さて,それではPCを組むとなった場合のスペックについて考えていきます。

 まず先に構成を書いてしまうと,


【CPU】AMD Ryzen 7 1700 (@37,000円~)
【CPUクーラー】Wraith SPIRE
【メモリ】SanMax SMD4-U16GM-24R-D
【M/B】GIGABYTE GA-AX370-Gaming K5 (@19,000円~)
【GPU】RX560 or GTX1050Ti (@15,000円~)
【SSD】Western Digital WD Black PCIe WDS256G1X0C (@15,000円~)
【HDD①】Seagate ST3000DM001
【HDD②】Seagate ST3000DM001
【HDD③】Seagate ST3000DM001
【HDD④】Western Digital WD25EZRX
【HDD⑤】Seagate ST8000AS0002 (@26,000円~)
【HDD⑥】Seagate ST8000AS0002 (@26,000円~)
【ODD】Pioneer BDR-211JBK (@14,000円~)
【OS】Windows10 Pro 64bit
【ケース】Fractal Design Define R5 FD-CA-DEF-R5-WT White (@15,000円~)
【電源】Seasonic SSR-650RMS (@14,000円~)


 となります。

 流用するパーツが多いのですが,合計価格は 181,000円 と普通にゲーム用PCが 1台組める値段になりますね。


 それぞれのパーツの選定理由に移りましょう。


【CPU】AMD Ryzen 7 1700 (@37,000円~)


 もうすぐで「Coffeelake」も販売されますし,それの登場を待とうかとも思っていますが,今組むのであれば,「Rzyen」か「Ryzen Threadripper」になります。

 性能が高いのは「Ryzen Threadripper」ですが,こちらは国内価格がひどいことになっており,発売後すぐに値下がりしてきましたが,それでもまだ高いと思わせられる金額です。

 それに,私が狙っていた「Ryzen Threadripper 1950」がまだ発表がなく,当分の間は登場しなさそうなのですよ。

 そうなってくると,価格面の問題から購入しようという気にはなれないのですよね。

 個人輸入するのも手ですが,そこまでしてハイエンドな環境を組む必要があるのかというと,あまり無いのですよね。

 普段使いようであれば「Ryzen 7 1700」でも十分というか過剰な性能になりますし,コストパフォーマンスを考えると「Ryzen Threadripper」は選べません。

 ということで,今購入するのであれば「Ryzen 7 1700」ですかね。



【CPUクーラー】Wraith SPIRE


 これは別途購入するつもりはなく,リテールクーラーである「Wraith SPIRE」でいこうと思います。

 ケースレイアウトからしてサイドフローなCPUクーラーもありですが,「Ryzen 7 1700」の発熱は「Wraith SPIRE」で十分冷やしきれるとのことですし,わざわざ購入する必要はないでしょう。

 もちろん,気分次第では準備するかもしれませんけどね。

 その場合は,「サイズ 虎徹 MarkII SCKTT-2000」あたりが候補になってくるかな。



【メモリ】SanMax SMD4-U16GM-24R-D


 これはすでに購入してあるものの流用です。

 メモリ価格が高騰し始めた時に購入したもので,今まで使い道がなく箱に入ったままでした。

 それを今回引っ張り出して使用しようと思っているわけです。

 今後またメモリ価格が落ち着いてくるようであれば,もう 1セット購入して,8GB×4枚の 32GB構成にしたいと思っています。



【M/B】GIGABYTE GA-AX370-Gaming K5 (@19,000円~)


 これは上のリンクで書いたとおりで,SATA端子が 8ポート以上あるマザーボードの中で安いものを選びました。

 同価格帯に「ASUS PRIME X370-PRO」もありましたが,あちらは USB3.0問題があるので,なるべく避けたいところでして。

 オーバークロックをするつもりもありませんし,この製品で大丈夫でしょう。



【GPU】RX560 or GTX1050Ti (@15,000円~)


 こちらはまだ決めきれていませんが,上のリンク先でも書いたとおり,補助電源レスな製品の中で最上位の性能を持つものを購入したいと考えています。

 なので,「Nvidia」製のものであれば「GTX1050Ti」を,「AMD」製であれば「RX560」が候補になってきます。

 そして,「Nvidia」製品を購入するのであれば「ELSA」,「AMD」の方は「Sapphire」が出している製品を購入するようかな。

 グラフィックカードについては,先日

 デュアルXeonなPCのグラフィックカードを交換してみる(その②)(2017/07/11)
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/07/20170711.html

 「玄人志向 GF-QUAD-DISP/4DVI/LP」から異音が発生するようにあったこともあり,なるべくしっかりとしたメーカーのものを購入したいのですよね。

 そうなると,上記メーカーが信頼できるかと思いましてね。

 どのような製品を購入するかについては,あまたおいおい考えていきたいと思います。



【SSD】Western Digital WD Black PCIe WDS256G1X0C (@15,000円~)


 今回は「NVMe」接続な M.2規格の SSDを購入することにしました。

 【M/B】に「GIGABYTE GA-AX370-Gaming K5」を採用するとなった場合,M.2ポートに「SATA」ではなく「NVMe」に対応した SSDを搭載すれば,SATAポートをフルに活用できるとのことでしたので,今回の製品を採用することにしました。

 もう少し安い製品もあったのですが,私が今

 WesternDigital製SSD Blue「WDS250G1B0B」を購入しました(2017/03/10)
 http://310satyo.blogspot.jp/2017/03/20170310.html

 を使用していて問題なく稼働していますので,その上位製品である「WD Black」も安定動作してくれるだろうと思いましてね。

 「NVMe」接続だと発熱のほうが心配になってきますが,最悪ヒートシンクを装着してしまえばなんとかなるでしょう。

 保証のことを考えると,あまりやりたくないですけど。

 もしかしたら製品が変わることがあるかもしれませんが,あくまでコストパフォーマンス重視で考えたいと思っています。



【HDD①】Seagate ST3000DM001
【HDD②】Seagate ST3000DM001
【HDD③】Seagate ST3000DM001
【HDD④】Western Digital WD25EZRX


 これらは全て流用品ですね。

 かなりの稼働時間になっていますので,寿命が心配なところです。

 ちゃんと動作するにしても,稼働時間からするともうそろそろ寿命でしょうから,何らかの対策は必須でしょうね。



【HDD⑤】Seagate ST8000AS0002 (@26,000円~)
【HDD⑥】Seagate ST8000AS0002 (@26,000円~)


 旧HDDのデータをバックアップするために購入するものです。

 アーカイバルHDDということで,完全にデータのバックアップ用に購入するつもりです。

 しかし,予算によっては,このHDDを購入することは諦めるかもしれません。



【ODD】Pioneer BDR-211JBK (@14,000円~)


 今後色々な映画やアニメを視聴していくのに,とりあえず搭載しておこうと思いまして。

 外付けタイプのブルーレイドライブは所有しているのですが,どうせならば内蔵タイプのものを搭載したいじゃないですか。

 まぁこちらも,予算によっては諦めるようですね。



【OS】Windows10 Pro 64bit


 今から組むのであれば,OSは「Windows7」ではなく「Windows10」でしょう。

 もう「Windows10」での操作にも慣れてきましたので,「Windows7」じゃなきゃ嫌だという状況でもありませんので。



【ケース】Fractal Design Define R5 FD-CA-DEF-R5-WT White (@15,000円~)


 悩ましいところではありますが,安定の「Define R5」でいきたいと思います。

 他にも静音志向でストレージ搭載量の多い,背の低めなPCケースがあれば良いのですが,なかなかそういったものはありませんから。

 「IN WIN IW-PL052B/WOPS」や「Abee smart EZ300 SME-EZ300」も候補ではあるのですが,コストパフォーマンスからすると「Define R5」なのですよ。

 そして,その「Define R5」には

  • ブラック
  • ホワイト
  • チタニウム

 という 3種類のカラーがありますが,その中で私が購入するとすれば,一番自分が選ばなさそうな「ホワイト」ですかね。

 どうせ組むのであれば,冒険してみたいじゃないですか。

 「ホワイト」なPCがあるとどういった雰囲気になるのか,楽しみだというのもありますけどね。



【電源】Seasonic SSR-650RMS (@14,000円~)


 紫蘇厨な私としては,とりあえずこれを購入しますかね。

 ストレージを多く搭載することを考慮しても,この電源容量があれば余裕でしょう。

 電源の劣化のことも考慮して,大きめの容量にしていますので,実際には「SSR-550RMS」でも問題ないかと。

 足りない SATA電源端子については,分岐ケーブルを流用すれば何とかなりますしね。





 ということで,以上が選定した理由となります。

 予算に余裕がない状況であるならば,【HDD⑤】と【HDD⑥】,【ODD】を諦めることで,


【CPU】AMD Ryzen 7 1700 (@37,000円~)
【CPUクーラー】Wraith SPIRE
【メモリ】SanMax SMD4-U16GM-24R-D
【M/B】GIGABYTE GA-AX370-Gaming K5 (@19,000円~)
【GPU】RX560 or GTX1050Ti (@15,000円~)
【SSD】Western Digital WD Black PCIe WDS256G1X0C (@15,000円~)
【HDD①】Seagate ST3000DM001
【HDD②】Seagate ST3000DM001
【HDD③】Seagate ST3000DM001
【HDD④】Western Digital WD25EZRX
【HDD⑤】なし
【HDD⑥】なし
【ODD】なし
【OS】Windows10 Pro 64bit
【ケース】Fractal Design Define R5 FD-CA-DEF-R5-WT White (@15,000円~)
【電源】Seasonic SSR-650RMS (@14,000円~)


 合計 115,000円 までは下げられるのか。

 【GPU】に「GT520」を流用すれば更に下げられますが,さすがに GPU性能が低すぎますね。

 現状では HDDが問題なく動きそうですので,HDDの増設は一旦保留しておくようかな。

 まぁ欲しくなったら後から増設していけば良いのですし,それが自作の醍醐味でありますからね。



 ということで,今すぐ組むならばという構成を考えました。

 しかし,「Coffeelake」のでき次第では,また構成が変わってくるかもしれません。

 なので,組むにしてももう少し待つようかな。

 どちらにも必要な製品は,先に購入してしまおうと思いますけどね。


 さて,久々にPCを弄ることになりますから,しっかり準備して臨むうにしないと。

 足りてない細かなパーツはあったっけか?

 そこら辺についてよく確認しておかないとね。






 ではではノシ


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