あぁ忙しい忙しい。
こんな生活をし続けていると,頭がおかしくなりそうです。
なんでこう立て続けにくるかね。
もっと楽で穏やかな日々をおくりたいのに・・・
早く PCも完成させないといけないのにな。
「CES 2018」で発表された,「AMD」に関する情報について書いていきます。
AMDが第2世代RyzenやAPU版Ryzen、モバイル版Vegaなどを一挙発表 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1099905.html
まずは CPUからですが,
このようなロードップが示されました。
まず今年の初めに「Zen」を搭載する APUである「Raven Ridge」が登場します。
この「Raven Ridge」はデスクトップ版とモバイル版の両方が登場することになります。
「Summit Ridge」の時の流れからすると,まず上位モデルから登場して,下位モデルはその少し後からとなるでしょう。
まぁこういった表が出ている以上,3月までには全て登場してくれるでしょうけどね。
その「Raven Ridge」ですが,モバイル向けには既報の
- Ryzen 7 2700U
- Ryzen 5 2500U
AMD、ノートPC向けCPU Ryzen 3-2300U/2200U -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1099896.html
下位モデルの
- Ryzen 3 2300U
- Ryzen 3 2200U
仕様を比較すると,
Ryzen 7 2700U・・・4コア8スレッド│定格 2.20GHz/ブースト 3.80GHz│DDR4 2ch│GPU CU数 10(640sp)│TDP 15W
Ryzen 5 2500U・・・4コア8スレッド│定格 2.00GHz/ブースト 3.60GHz│DDR4 2ch│GPU CU数 8(512sp)│TDP 15W
Ryzen 3 2300U・・・4コア4スレッド│定格 2.00GHz/ブースト 3.40GHz│DDR4 2ch│GPU CU数 6(384sp)│TDP 15W
Ryzen 3 2200U・・・2コア4スレッド│定格 2.50GHz/ブースト 3.40GHz│DDR4 2ch│GPU CU数 3(192sp)│TDP 15W
となります。
順当なスペック差というか,これなら上手く住み分けできるかと。
コア数はモチロンのこと,GPUの搭載 CU数も少なくなっており,最下位モデルの「Ryzen 3 2200U」なんかは本当に最低限のスペックという感じです。
まぁそれでも SSDと一緒に搭載すればサクサク動くだけの性能はあるでしょう。
この中では,価格次第ではありますが「Ryzen 5 2500U」のバランスが良さそうかな?
モバイル向けですし,コンパクトなノートパソコンであればより低発熱そうな「Ryzen 3 2200U」でも良いですけどね。
なんかいま所有しているノートパソコンの調子が悪いので,良さそうな機種があればこの APUを搭載した製品を購入したいですね。
また,デスクトップ版の APUの方は,
デスクトップ向けVega GPU統合型Ryzenは99ドルで登場 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1099895.html
こちらにあるとおり
- Ryzen 5 2400G
- Ryzen 3 2200G
にあるとおり,こちらには「Ryzen 7」シリーズはないのですね。
この 2つの製品名称というのは,以前私がガセ情報だと思ったリーク情報のものと一致しますね。
それぞれ仕様は,
Ryzen 5 2400G・・・4コア8スレッド│定格 3.60GHz/ブースト 3.90GHz│DDR4 2ch│GPU CU数 11(704sp)│TDP 65W(35W?)│$169
Ryzen 3 2200G・・・4コア4スレッド│定格 3.50GHz/ブースト 3.70GHz│DDR4 2ch│GPU CU数 8(512sp)│TDP 65W(35W?)│$99
ということで,こちらもリーク時のものとほぼ一致します。
まさかこの名称が本物だと思いませんでしたが,案外当たるものなのですね。
今後は怪しい情報でもちょっとは信じてみることにしましょうか。
踊らされるというのも楽しいものですしね。
そして,驚きなのがこれらの APUの価格設定です。
なんと,「Ryzen 5 2400G」が $169であり,「Ryzen 3 2200G」は $99 となっています。
この価格設定というのは,大体「Ryzen 5 1500X」と「Ryzen 5 2400G」が同じ位で,「Ryzen 3 2200G」も「Ryzen 3 1200」と同様の関係になります。
CPUスペックで比較すると,「Ryzen 3 2200G」は「Ryzen 3 1300X」とほぼ同じになりますので,内蔵GPUが搭載された分お得に感じますね。
「Ryzen 5 2400G」も「Ryzen 5 1500X」より少し上になる感じですので,同じ傾向になります。
これって,かなりお得な価格設定なのではないでしょうか。
内蔵GPUが搭載されたのに,「Summit Ridge」シリーズと同じような価格で購入することができるのですよ?
これはかなり頑張ったと褒めたいです。
このスペックですと「Core i3」対抗となるのでしょうけど,これならば十分戦えると思いますね。
そして,この 2製品は 2018年2月12日に正式発表予定とのことですので,来月中旬には入手できるようになっているかもしれません。
続いては「Pinnacle Ridge」についてで,これは「Summit Ridge」の後継品になります。
12nmにシュリンクされ,前モデル比で 10%の性能向上を見込んでいるようです。
また,より高ロック動作することになるのであれば,更なる性能向上にも期待できるでしょう。
大幅なアーキテクチャの変更は行われないということですので,新製品に良くある不具合も少なくなるかな?
また,この 12nmの後は 7nm となり,その次は 7nm+ となっています。
この流れを見る限りは,2020年までにあと 2回も新 CPUが登場するということになりますね。
2018年に「Zen+(Pinnacle Ridge)」が登場し,2019年の後半には「Zen 2」,そして 2020年に「Zen 3」という流れですかね。
ちなみに,上の表にもありましたが,この「Pinnacle Ridge」が登場した後には「Ryzen Threadripper」の第二世代が登場します。
性能の方は「Pinnacle Ridge」次第なところもありますが,まぁ順当に第一世代「Ryzen Threadripper」と同じコア数で,動作周波数やコア性能が少し向上しているくらいでしょうね。
もしかしたら 16コアよりも多いモデルも登場してくるかもしれませんが,12nmプロセスにシュリンクしても,アーキテクチャに大きな変更を加えないとなると,劇的な変化は望めないと思います。
ということで,今回出てきた情報について簡単に書いてみました。
この他に,
Ryzenの価格改定が行われる -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9241.html
現行の「Ryzen」の値下げがあり,
Ryzen 7 1800X・・・$499 ⇒ $349
Ryzen 7 1700X・・・$399 ⇒ $309
Ryzen 7 1700・・・$329 ⇒ $299
Ryzen 5 1600X・・・$249 ⇒ $219
Ryzen 5 1600・・・$219 ⇒ $189
Ryzen 5 1500X・・・$189 ⇒ $174
Ryzen Threadripper 1900X・・・$549 ⇒ $449
これらが値下げの対象となった製品になります。
後半年もたたずに「Ryzen 2000」シリーズが登場しますので,それを見越して在庫処分といきたいのでしょう。
個人的には,今回の値下げで「Ryzen 7 1800X」に興味がわきました。
今の「Ryzen 7 1700」に近い価格まで下がってくるのであれば,かなりお買い得に感じません?
日本でこの価格が適用されるのがいつになるのか,そもそも適用されるのか分かりませんが,今から組むのであれば「Ryzen 7 1700」だけでなく「Ryzen 7 1800X」も候補に入れておきたいですね。
まぁまずはメモリ価格が下がってこないことにはどうしようもありませんけど。
一体いつになったら安くなってくれるのかなぁ・・・
そして,最後に GPUについて。
AMD、HBM2搭載のモバイルGPU「Radeon Vega Mobile」 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1099897.html
現在は「Vega 10」が 14nmで製造されていますが,今年中に 7nm(Vega 20?)の製品のサンプル品を製造するとしています。
今年中というのは凄いですが,本当に 7nmでの製造ができるのでしょうか。
個人的には 2019年後半にできれば凄いくらいに思っていましたので,1年以上前にサンプル出荷ができるというのはもう信じられません。
CPUの方では 12nmプロセスを採用しますが,GPUではそれを飛ばして 7nmまでジャンプするという意図は何なのでしょうか。
順当にシュリンクしていったほうが,「急がば回れ」ということわがあるとおり,ちゃんとした成果が出せると思うのですがね。
まぁこの時点でこのような発表ができるということは,それなりに順調に開発できているということなのでしょう。
おそらく 2018年中はメモリ価格の高騰が続くでしょうし,グラフィックカードもお高いままとなるでしょう。
なので,個人的にはじっくりと開発してもらい,価格が落ち着いてくるであろう来年以降にしっかりとした新製品を登場させるというスケジュールで動いてもらいたいです。
しっかりとと言うのは,
- 性能
- 消費電力
- 価格
あまり期待はしていませんが,期待しておきます。
ではではノシ
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