2018年11月18日日曜日

PC関係の新情報(「Zen 2」IPC「Zen」比 3割向上,「Skylake-X Refresh」登場,「RX 590」の価格&スペック )(2018/11/18)



 久々の 2連休!

 今日はじっくりブログネタを書き溜めて,今後に備えるぞ!

 そして,明日は思いっきり遊ぶんだ!

 ・・・そうなれば良いけど,今めっちゃ眠いのですよね。

 これから寝たら,起きるのは夜だよなぁ・・・








“Zen 2”のIPCは“Zen”から29%向上する -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9583.html


 本当かなぁ?

 いや,先日発表のあった

PC関係の新情報(「Rome」CPUダイ×8+I/Oダイ×1 構成,「Coffee Lake-S Refresh」省電力モデル 準備中,「IEEE 802.11xx」=「Wi-Fi xx」)(2018/11/11)
https://310satyo.blogspot.com/2018/11/20181111.html

 「Rome」において,CPUダイの構成が大きく変わるというのがありました。

 そういった影響により,性能が 3割向上すると言われればまぁそうなのだろうと思います。

 思いたいです。

 14nm から 7nm にシュリンクされるのですから,その数字だけ見ればありえない話ではないとも思いますしね。


 しかし,3割というのはちょっと信じがたいところがあるのも事実です。

 なにせ,情報元が大本営発表だからなぁ。

 まぁ特定項目について 3割の性能向上を果たしたとうこともありえますけどね。

 でも,「Ryzen」登場の時は結構前からその性能の高さがリークされていていましたし,今回の情報も真実だという可能性もあります。


 こういった情報については,個人的に期待しておきたいところですが,裏切られたときのダメージを考えるとあまり期待せずにしておきたいという思いもあります。

 「AMD」にはこの予想を裏切ってもらいたいところです。


 ちなみに,

AMDの次期EPYCがドイツのスパコンに1万個採用される -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1153328.html

 このような情報がありました。

 サーバーに「AMD」の CPUが普通に採用される時代がまた来たというのは嬉しいですね。

 採用されるのは「Rome」になる予定で,その「Hawk」というスパコンの総費用は 約50億円近い金額になるようです。

 1つのCPUあたりのコア数が多い(=コア単価が「Intel」より安い)ことから採用を決めたのでしょう。


 これについても,どのような形の製品になるのかが楽しみですね。





Core X 9000 seriesのレビューが解禁された模様 -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9584.html


 正直なところ,あまり魅力を感じないのですよね。

 個人的には,すでに登場している製品で

  • 安くそれなりの性能の PCを組みたい ⇒ Ryzen
  • ゲーム用の高性能なP PCを組みたい ⇒ Coffee Lake-S Refresh
  • コア数の多い PCを組みたい ⇒ Ryzen Threadripper

 といった形の住み分けができていると思っています。

 そこに,中途半端な「Skylake-X Refresh」の製品が登場してもねぇ・・・


 今回ラインナップされている製品は

Core i9-9980XE・・・18コア36スレッド│3.00GHz/4.50GHz│L3 27.75MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$1,979
Core i9-9960X・・・16コア32スレッド│3.10GHz/4.50GHz│L3 22MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$1,684
Core i9-9940X・・・14コア28スレッド│3.30GHz/4.50GHz│L3 19.25MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$1,387
Core i9-9920X・・・12コア24スレッド│3.50GHz/4.50GHz│L3 19.25MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$1,189
Core i9-9900X・・・10コア20スレッド│3.50GHz/4.50GHz│L3 19.25MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$999
Core i9-9820X・・・10コア20スレッド│3.30GHz/4.20GHz│L3 16.5MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$899
Core i9-9800X・・・8コア16スレッド│3.80GHz/4.50GHz│L3 16.5MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$589

 という 7種類の製品になります。

 まぁ「Skylake-X」のときと代わり映えしない感じですね。

 ソルダリング仕様になったことは喜ばしいですが,更に何かしらの特徴が欲しかったところです。

 性能的には「Skylake-X」よりもコア性能が向上しているでしょうけど,買い換えるまでいかないかな。


 また,「Intel」は 2コア刻みでラインナップするようにしているのでしょうけど,個人的にはそれは不要だと思うのです。

 メインストリーム向けの製品はコア数が少ないので,そのようなラインナップでも良いでしょう。

 しかし,10コア以上の CPUが欲しい方は,中途半端なコア数のものを購入しないと思うのです。

 今回のラインナップですと,

Core i9-9980XE・・・18コア36スレッド│3.00GHz/4.50GHz│L3 27.75MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$1,979
Core i9-9940X・・・14コア28スレッド│3.30GHz/4.50GHz│L3 19.25MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$1,387
Core i9-9900X・・・10コア20スレッド│3.50GHz/4.50GHz│L3 19.25MB│DDR4-2666 4ch│TDP 165W│$999

 の 3製品だけで良いでしょう。

 この方がごちゃごちゃせずに見栄えも良いですしね。


 「Skylake-X Refresh」では 18コアの「HCC」ダイが全ての製品のベースになっていいるようです。

 最下位モデルの 8コアな「Core i9-9800X」もね。

 そのような造り方をするというのも非効率だと思うんだよなぁ。

 歩留まり率が悪く,不良ダイが多いからこのようなラインナップにできるのでしょうが,それってコスト的には良い方法ではないでしょうよ。


 ただでさえ 14nm製品は供給不足に陥っているわけですし,8コア以下については「Core i9-9900K」に任せて,ラインナップを縮小する。

 そのような思い切った決断を下すべきだと思いますよ。

 従来どおりのやり方のままというのが正しいわけではありませんしね。





Radeon RX 590の詳細なスペックと価格 -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9588.html


 単なるリフレッシュ版という訳ではないのか。


 「RX 590」については以前から噂されていましたが,今回その仕様が分かりました。

 「RX 580」と比較しますと,

  • 12nmプロセスで製造(「RX 580」は 14nmプロセス)
  • 動作周波数の向上(15%程度)

 ということで,まぁ別物扱いでもおかしくはない仕様にはなっています。

 この動作周波数の向上というのは,やはり製造プロセスが 12nmになったことが大きいのかな?

 それでいて補助電源は 8PIN×1本 の製品もありますので,消費電力には変わりないのでしょう。


 レビュー記事も出てきており,

12nmで動作クロックが1,500MHzを超えた「Radeon RX 590」を試す -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1153452.html

 やはり動作周波数分の性能向上ははたしていますね。

 ソフトやゲームによって前後しますが,まぁ「GTX 1060」と同等かちょっと上程度の性能です。

 そして,消費電力についてはやはり「RX 580」とは変わらず,「GTX 1060」には 100W 近い差をつけられていますね。

 まぁ予想どおりというか順当なものになっているでしょう。


 しかし,価格がなぁ・・・

 「RX 580」が $229 だったのに対して,「RX 590」は $279 となっており,$50 も値上がりしています。

 そうなると,日本における初値では 10,000円近い差になってしまうでしょう。

 なので,日本では 4万円前後~ のスタートになるかな。

 オーバークロックモデルだと 5万円近い製品もあるでしょう。

 そこまでの金額を出すのであれば,「GTX 1070」にするという人が多いでしょうね・・・

「RTX 2080 Ti Founders Edition」初期ボードからのテストエスケープにより、一部のお客様に問題が発生とNVIDIAがアナウンス -PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/54442131.html

 「RTX 2000」シリーズで燃焼事故が発生してしまったりしていますし,「GTX 1000」シリーズに流れてくる人も出てくるかと。

 そうなると,旧世代品なのに競争が激しくなるでしょうね。

 「GTX 1000」シリーズが欲しい方は,在庫がはけてしまう前に確保するようにしておくべきかと。


 また,最新のグラフィックドライバー(18.9.3)では

PUBGのfpsが約27%向上!ドライバでRadeonが変わった -ASCII
http://ascii.jp/elem/000/001/760/1760485/

 1年以上前のドライバー(17.8.1)と比べて,2割 ~ 3割の性能向上を果たしているという記事も見かけましたが,同様に「Nvidia」の方も最適化を進めているでしょう。


 個人的には,今「RX 590」を購入するよりも,値下がった「RX 580」や「GTX 1060」の方が狙い目だと思います。

 それか,セール品の「RX Vega 56」とか「GTX 1070」かな。

 購入せずとも我慢できるのであれば次世代品を待つようですね。

 まだ「RX 590」は買い時ではないと思いますし,なぜ今出したのかわからない製品です。





 ではではノシ


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