今日もよく寝た!
やはりこの時期になると,布団というのは危険な代物ですね。
ちょっと寒いと思って布団をかぶったら,そのまま出てこれなくなるのですから。
コタツと同じくらい危険ですよ。
その魔力に負けないよう,頑張らないとな。
「Core i7-6700K」搭載友人PCに「XFX RX Vega 56 8GB DD BP」を搭載していきます(2018/10/23)
https://310satyo.blogspot.com/2018/10/20181023.html
「H170-PRO」で「HD7950」から「RX Vega 56」に交換したら「Windows 10」が起動しなくなった話(2018/10/24)
https://310satyo.blogspot.com/2018/10/20181024.html
の続きです。
今回話題になっている PCのスペックは
【CPU】Intel Core i7-6700K
【CPUクーラー】Cooler Master Hyper 212 EVO
【メモリ】Crucial CT2K4G4DFS8213
【M/B】ASUS H170-PRO
【GPU】XFX Radeon RX Vega 56 8GB DD BP
【SSD】Cricail CT250MX200SSD1
【HDD】WesternDigital WD20EZRZ-RT
【ODD】Pioneer BDR-209BK/WS2
【OS】Windows 10 Home 64bit
【電源】Sesonic SSR-750RMS
【ケース】Fractal Design Define R5
となっています。
前回までの流れはというと,
「GIGABYTE GV-R795WF3-3GD」を取り外す
↓
「XFX Radeon RX Vega 56 8GB DD BP」を装着
↓
電源入って BIOSには入れるけど「Windows 10」が起動しない
↓
CPU内蔵 GPUから映像出力するよう設定
↓
無事に「Windows 10」が起動
となります。
つまり,グラフィックカードを「XFX Radeon RX Vega 56 8GB DD BP」に交換したところ「Windows 10」が起動しなくなったが,CPU内蔵 GPUからは無事に起動したという話です。
今回は,その続きということで,なぜそうなってしまったかの原因究明をしていきたいと思います。
まず,CPU内蔵 GPUからは無事に起動できましたので,ストレージというか OSデータには問題は無いでしょう。
時間がなかったということもあり,CPU内蔵 GPUからの出力をメインに数日間利用してもらいましたが,特に不具合もなく普通に使用できてていたということでしたのでね。
そして,CPU内蔵 GPUと併用すれば,「XFX Radeon RX Vega 56 8GB DD BP」からもちゃんと映像出力できています。
「デバイスマネージャー」からもその存在をしっかり認識できていたので,ハードウェア的な不具合も無いでしょう。
そうなると,やはり原因は BIOSの設定ではないかとにらみました。
他にパーツをいじっていませんし,起動後は普通に使用できていますからね。
さて,こうなってしまってはBIOSの設定を変更していくことになるのですが,個人的にはあまりその設定項目についてあまり詳しくないのですよね。
何となくは分かりますが,その設定項目がどこにどのような影響をもたらすかというのを全て把握しているわけではないのでね。
この場合,まず何から手を付けていくべきか。
それは・・・CMOSクリアです!
M/B上のボタン電池を取り外して,CMOSクリアするのです!
私の中では,BIOS関係でのトラブルがあった場合は,とりあえず CMOSクリアすれば OKという認識があるのですよ。
今まで自作してきても,それで問題が悪化したということはありませんでしたし,大抵は解決しましたのでね。
なので,とりあえずはボタン電池を取り外しましょう。
そうしたところ・・・やはりダメでした。
グラフィックカードからの出力のみにすると駄目ですね。
CMOSクリアが通用しないなんて,私は一体どうすれば良いのだ・・・
こうなってしまっては仕方ないので,その BIOS設定内容について調べていきましょう。
検索内容としては,
- H170
- BIOS
- グラフィックカード
- OS 起動しない
- Windowsロゴ 進まない
といった単語を組み合わせていきました。
その結果,怪しそうなのが「Secure Boot」と「CSM(Compatibility Support Module)」という 2つです。
まず「Secure Boot」というのは,
セキュア ブートの無効化 - Windows 10 hardware dev - MSDN - Microsoft
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/dn898540(v=vs.85).aspx
によると
「PC の製造元から信頼されるファームウェアのみを使って PC が起動されるようにします。」
という機能のようです。
セキュリティ関連の機能のようですが,場合によっては普通に使用できるはずのソフト類の動作にも影響を与えてしまうようですので,注意が必要なようです。
ざっと調べた限りでは,まぁ無効でも問題ない機能かなと思います。
もう一つの「CSM(Compatibility Support Module)」については,
Compatibility Support Module
https://ja.wikipedia.org/wiki/Unified_Extensible_Firmware_Interface#Intel_Platform_Innovation_Framework_for_EFI
によると,「レガシーなSystem BIOSのサポート」ということで,古いソフトウェアとの互換性を保つための仕組みのようです。
10年近く前のソフトウェアや機器を使用する場合なんかは有効にしておいたほうが良いのでしょうね。
こちらについても,基本的に無効にしても問題なさそうです。
そして,この 2つの機能については,同時に有効にしておかない方が良いとのこと。
つまり,
「Secure Boot」:有効│「CSM」:有効 ⇒ ×
「Secure Boot」:無効│「CSM」:有効 ⇒ ○
「Secure Boot」:有効│「CSM」:無効 ⇒ ○
「Secure Boot」:無効│「CSM」:無効 ⇒ ○?
ということです。
両方を有効にしておくと,不具合が発生するようです。
私と同じような症状になったという人もいらっしゃいましたよ。
なので,今回はその設定をしていこうと思います。
まず,現在の設定を確認すると,「Secure Boot」と「CSM」は両方有効になっていました。
なので,まずは「Secure Boot」を無効にすることに。
設定して保存して再起動させると・・・
はい,ダメでした。
うーん,こちらでは無かったのでしょうか。
それならば,次は「CSM」を無効にしてみましょうか。
「Secure Boot」を有効に設定し直して,「CSM」を無効にして,再度保存して再起動。
さて,どうなるのか!
・・・ダメ。
やはり「Windows 10」のロゴは表示されますが,そこから先は暗転して進みません。
なんだろう,この環境では「Secure Boot」と「CSM」の設定は関係なかったのか?
念の為,「Secure Boot」と「CSM」の両方を無効化して試してみましたが,それでもダメでした。
うーん,どうしたものですかね。
同じような症状が改善されたとあったので期待していたのですが,そう簡単な話でもなかったのかな。
また一から設定し直しだと思い,CMOSクリアするのも面倒だったので,BIOSのデフォルト設定を読み込ませて再起動させることに。
そうしてデフォルト設定を読み込ませれば,CMOSクリアするのと同じにならないかと期待してね。
そうしたところ,・・・・起動してしまいましたよ。
えぇ,グラフィックカードからの出力のみの状態で,普通に「Windows 10」が起動しましたよ。
CPU内蔵 GPUから出力したとき同じように操作できますよ。
一体何だったんだコレは?
結局の所,何が原因だったんだ?
全く分かりませんね,チンプンカンプンというやつです。
ということで,結局は CMOSクリアではなく,BIOSのデフォルト設定をロードさせたところ,今回の問題は解決しました。
うん,全く参考にならないでしょうね。
よく分からないまま問題が解決したことになるのですから。
本当に BIOS関連の設定はよく分からん。
「UEFI」に移行したときに,もう少し分かりやすくできなかったのかね?
でもまぁ,友人にとっては起動できるようになって一安心でしょう。
また同じような問題が発生するかもしれませんけどね・・・
そうなったら,また頑張って原因究明しますよ。
ではではノシ
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