2020年5月1日金曜日

PC関係の新情報(Intel「Comet Lake-S」正式発表)(2020/05/01)



 あれ?

 つい最近まで冬だったよね?

 普通に 10℃以下になる時があったよね?

 それなのに,今週はもう気温 20℃超えが当然ですか?

 春はどこに行ったのだ・・・










Intel、10コア/5.3GHz動作の「Core i9-10900K」など第10世代Sプロセッサを展開 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1250470.html


 とうとう正式発表されました。

 結構前にラインナップの情報とかは出ていましたが,販売時期どうこうといったことは分かりませんでしたからね。

 さて,まず今回発表されたのは「Comet Lake-S」です。

 すでにモバイル版については情報が出ていましたが,今回はそのデスクトップ版となります。

 この「Comet Lake-S」についても 14nmプロセスで製造されています。

 本当に息の長いプロセスになっていますが,性能というか IPCが向上していっているのであれば,個人的には許せるかな。

 そろそろ 10nmプロセスに移行しては欲しいですけどね。


 さて,その「Comet Lake-S」ですが,製品概要としては


 こうなります。

 簡単にまとめると

  • 最大で 5.30GHz までいく製品もあるよ
  • 「Core i9」から「Core i3」まで HTTに対応しているよ(「Pentium」も)
  • 最大で 10コア(20スレッド)で 20Mキャッシュとなるよ
  • DDR4-2933 までサポートしているよ
  • 「Intel 400」シリーズチップセットを用いるよ
  • 2.5Gイーサネット,「Wi-fi 6」もサポートするよ

 というのが主なところですかね。

 個人的には,「Core i9」から「Pentium」まで HTを有効化した,これが一番嬉しいです。

 やはりコア数というか動作スレッド数が増えるのは良いこと,タスクマネージャーとかで見ていても楽しい,嬉しいですからね。

 そんでもって,こうしたことでようやく「Ryzen」シリーズとまともに戦える用になったと思います。

 やはりコア数の差というのは大きいものですから。

 後は,どれだけ性能面で戦えるかですね。

 いや,性能だけでなく価格面でもか。


 さて,それでは製品ラインナップを確認していきましょう。

 相変わらずというか,今回もかなりの種類の製品が登場します。


 


 はい!

 「Core i9」が 5種類,「Core i7」も 5種類,「Core i5」は 9種類,「Core i3」が 5種類,そして「Pentium」が 5種類の「Celeron」が 3種類ですね。

 うん,相変わらず「Core i5」の種類が多い!

 どうして「10500」だけでなく,「10600」と「10400」を用意するのでしょうか。

 普通に

  • 倍率ロックフリー(-K)
  • 通常版(無印)
  • 省電力版(-T)

 の 3種類をベースに,それぞれに内蔵 GPUを無効化した「-F」モデルを用意する。

 いや,個人的には内蔵GPUを無効化するのは「-K」付きだけで良いと思うので,各シリーズで 4種類となる。

 それで良いと思うのですが,どうしてこう複雑化するのですかね。


 さて,このラインナップの中でどれが良いのか。

 もちろん最上位の製品にしたいところですが,価格は当然として

PC関係の新情報(「Comet Lake-H」発表,「Comet Lake-S」は 4月30日発表&5月27日販売開始?)(2020/04/11) 
https://310satyo.blogspot.com/2020/04/20200411.html

 でも触れたとおり,温度面にも不安があるのです。

 私は空冷派なので,それで冷却しきれないような製品は採用したくありません。

 そうなると,最大動作周波数が 5.00GHzを超えてくる「Core i9」シリーズと一部の「Core i7」は怖いのですよね。

 なので,個人的にはそれより下の製品に目をつけています。

 具体的に気になっている製品としては,

  • Core i7-10700
  • Core i5-10400
  • Pentium Gold G6400

 あたりですかね。

 「Core i7-10700」と「Core i5-10400」については,それぞれ内蔵GPUを有しており,TDP 65W枠の無印モデルになるので負荷時の消費電力も低そう,それでいてコア数が多いのが良さそうです。

 価格も,「Core i7-10700」は $323ですので,日本円にすると 4万2千円程度になりそうなので,手が届きやすいラインです。

 内蔵GPUレスな「Core i7-10700F」が 4万円前後になりそうですが,2千円程度の差であれば内蔵GPUがあったほうが良いでしょう。

 別途グラフィックカードを搭載するのであれば別ですけどね。

 これは「Core i5-10400」にも同じことが言えます・・・と言おうとしましたが,「Core i5-10400」が $182 で 2万4千円程度なのに対し,「Core i5-10400F」が $157 なので 2万円ちょっとですね。

 そうか,4千円となるとローエンドなグラフィックカードも購入できる,というか今私は余っている製品がありますわ。

 ちょっとこちらは考えるようかもしれませんが,それでも基本的には内蔵GPUがある通常版にするつもりです。


 そして残る「Pentium Gold G6400」ですが,これについては安く組みたいときなんかに用いるようでしょう。

 8千円程度で 2コア4スレッドな動作周波数 4.00GHzもある製品なのですよ?

 軽い作業に用いるのであればこれで十分,優秀な製品だと思います。


 なので,とりあえずは上記 3製品について,目をつけておきたいと思います。

 というか,そろそろ倉庫用PCを本当に組み直さないとな。

 日本での価格情報とか出ましたら,また構成について考えていくようでしょう。

 「microATX」規格で SATAポートが 8基ある製品が「B」シリーズチップセットで登場しませんかね?

 ちょっと期待しておきます。

 というか,発売日は以前の情報のとおり 5月27日になるのかな?

 後 1ヶ月も待つようになるのかぁ・・・





 ではではノシ


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