2020年5月21日木曜日

新しく登場した「Ryzen 5 1600 AF」で組む倉庫用PCの構成について考えてみる(2020/05/21)



 体調不良・・・

 普通に風邪ひいたかな?

 最近寒かったですしね。

 ダルイ・・・











常時稼働録画兼倉庫用PCの構成について改めてまた考えてパーツ選定してみた(2020/03/05) 
https://310satyo.blogspot.com/2020/03/20200305.html

 に関連した話になります。

 もう何度目になるんだという話ですけどね。


 まず,現在故障している常時稼働録画兼倉庫用PCについて。

 この PCというのは,

停電により PCの電源は入るけど何も表示されないまま再起動を繰り返すようになった話(2019/02/07) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/02/20190207.html

 ということで,不意の停電により稼働していた PCの電源が落ちてしまい,

停電して故障したPCの電源を「Corsair RM650x(2018)」に交換した結果(2019/02/14)
https://310satyo.blogspot.com/2019/02/20190214.html

 当初は電源の故障を疑って交換しましたが,結果は改善せず。

 おそらくは,マザーボードあたりが原因の故障となるのでしょう。

 ちなみに,その PCのスペックについては


【CPU】Intel Core i5-2400S
【CPUクーラー】サイズ 巽 SCTTM-1000B
【メモリ】4GB×2
【M/B】GIGABYTE GA-B75M-D3H
【GPU】-
【SSD】Intel SSD 510 SSDSC2MH120A2
【HDD①】Seagate ST3000DM001
【HDD②】Seagate ST3000DM001
【HDD③】Seagate ST3000DM001
【HDD④】Seagate ST3000DM001
【HDD⑤】Seagate ST3000DM001
【ODD】-
【OS】Windows8.1 Pro 64bit
【ケース】FractalDesign Define Mini
【電源】Corsair RM650x(2018)
【その他】PT3


 となっています。


 以前から,この PCにの一部パーツを交換して,正常稼働させられるようにしようとしていました。

 しかし,なかなか決心がつかなかったのですよ。

 どのCPUにするかとか,マザーボードの SATAポートの数が少ないだとか値段がどうこうだとか,色々とね。

 そんなことをしているうちに,故障してから 1年以上経過してしまいました。


 しかし,もうそろそろ本当に復旧させないと!

 保管しているデータ自体は大したことはないはずだけれども,このままにはしておけませんからね。

 他のパソコンでデータ救出させるのも良いですが,どうせなら自作したいじゃないですか。

 何か理由さえ有れば,組む必要性が生まれるわけですし。


 そして,最近になって


PC関係の新情報(Intel「Comet Lake-S」正式発表)(2020/05/01) 
https://310satyo.blogspot.com/2020/05/20200501.html

PC関係の新情報(「Ryzen 3 3300X」と「Ryzen 3 3100」発表,「Ryzen 5 1600(AF)」も登場,「B550」SATA 8ポート対応!)(2020/05/13) 
https://310satyo.blogspot.com/2020/05/20200513.html


 これらの製品が発売開始となりました。

 なので,良い機会だと思い,これらの製品を用いた PC構成について,また考えていきたいと思います。



 まず今回は,先に販売開始している「Ryzen」シリーズの製品から。

 最近発売となったのは

  • Ryzen 3 3300X
  • Ryzen 3 3100
  • Ryzen 5 1600 AF

 の 3製品になります。

 この中からどれを選ぶか,個人的にはやはり安さ重視で「Ryzen 5 1600(AF)」が一番魅力的に思えるかな。

 ただの倉庫用PCですし,動作クロックというか性能はそこまで求めておらず,それなりのスペックであれば十分。

 なので,そういった視点から考えますと,やはり値段の低い製品というのが気になるものです。


 ということで,今回は「Ryzen 5 1600(AF)」を用いた製品構成について考えていきますか。

 そして,その際には既存パーツの流用も積極的に考慮していきます。

 こういった時のための予備パーツになるのですからね。


 まず【CPU】については,上で触れたとおり「Ryzen 5 1600(AF)」を採用します。



 【CPUクーラー】と【メモリ】については,

常時稼働録画兼倉庫用PCに用いるため「AX4U266638G16-DBG」と 「WDS250G1B0C」,「SST-AR01-V3」が届きました(2019/08/08) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/08/20190808.html


 で購入した「SilverStone SST-AR01-V3」と

「Corsair CMK16GX4M2D3600C18」と「CFD W4U2666CM-8G」を購入しました(2019/08/11) 
https://310satyo.blogspot.com/2019/08/20190811.html


 「CFD W4U2666CM-8G」が余っているので,それらを流用しましょう。



 お次は【M/B】ですが,これは新規購入が必要です。

 「Ryzen 5 1600(AF)」を搭載するとなると,一応は最新製品?になるので,BIOSアップデートが必要。

 かと思いましたが,どうやら「Ryzen 2000」シリーズに対応した状態になっているのであれば,動作するようですね。

 それならば安心というか,BIOSアップデート用の CPUを用意しなくて済みました。

 さて,マザーボードを選ぶ基準としては,

  • B450 or X470 or X570 
  • MicroATX規格
  • SATAポート×6以上
  • M.2ポート×1以上

 最低でもこれらに合致する製品となりますね。

 そうなりますと,候補になってくるのは

  • ASUS TUF B450M-PLUS GAMING
  • ASUS TUF B450M-PRO GAMING
  • ASRock X570M Pro4

 あたりですかね。

 いや,実質的には 1つだけになる?

 上 2つの「ASUS」製品については,「B450」チップセットを用いていますので,M.2ポートを使用したら対応する SATAポートが利用できなくなります。

 排他利用の関係になりますので,実質は SATAポートを 4つまでしか利用できないのです。

 しかし,「X570」チップセットにおいては,SATAポートを最大 12個搭載することができるので,利用できる SATAポート数が多い製品があります。

 ですが,「MicroATX」規格の「X570」チップセットな製品というのは種類が少ないのですよね。

 というか 2種類しかないというのはどうなのですかね?

 それだけメーカーが力を入れてないかが分かりますよ。

 さて,その選んだ「ASRock X570M Pro4」なのですが,SATAポートを 8つ備えています。

 仕様を見る限りでは,


 特に排他利用どうこうについて触れられていませんので,

  • SATAポート×8
  • M.2ポート×2

 を同時に利用できるのでしょう。

 そうであってほしい!

 ということで,仕様を見る限りでは「ASRock X570M Pro4」が一番の候補になるのです。


 チップセットの冷却のためにファンが搭載されているのは残念ですが,それを考慮してもこの製品にするべきでしょう。



 更に【GPU】も購入する必要があります。

 搭載予定の「Ryzen 5 1600 AF」は内蔵GPUを搭載していませんのでね。

 これには,

「NVS315」搭載の「AS-NQN315-1GWB」を購入しました(2018/03/30)
https://310satyo.blogspot.com/2018/03/20180330.html

 を利用すると追加費用はかかりませんが,新しいグラフィックカードを購入したいという欲もあります。

 なので,簡単に調べてみたのですが・・・うーん難しい。

 「RX 550」あたりが良いかなと思っていたのですが,8千円はするのですよ。

 「Nvidia」の製品ですと「GT 1030」が同じような価格帯,これよりも安い製品となると「GT 710」なのです。

 「GT 710」は「Kepler」世代のもの,「GTX 600」シリーズに利用されていたコアになりますので,もう 8年近く前のものになります。

 それでいて低性能でありますので,積極的に購入したとは思えない。

 むしろこれならば上の「NVS 315」で良いと思いません?

 どうしましょうかねコレ。

 ・・・うん,1万円近い値段を出すのであれば「RX 550」や「GT 1030」よりもちょっと上,「RX560」や「GTX 1050(Ti)」が見えてきますので,どうせならそちらを購入したくなります。

 具体的には,「ASRock Phantom Gaming Radeon RX560 2G」が 1万円を切ってきています。

 この製品は「Polaris 11」を用いている「RX 560」を搭載していますが,フルスペック版(16CU)ではなくカットダウン版(14CU)となります。

 なので,性能はフルスペック版と比較すると相応に落ちてしまいますが,その分省電力であるということで補助電源レスとなっています。

 今回組む PCではゲームをしない,やったとしても動画再生程度になるので,カットダウン版でも十分でしょう。

 それでいて,性能は倍とはいきませんけど,1.5倍程度にはなっていますのでね。

 更にもう少しお金を出せば「ASRock Phantom Gaming D Radeon RX570 4G」も購入できますが,ここまでいくと過剰でしょう。

 補助電源も必要になってきますし,あのカード長でバックプレートが無いというのも怖い。


 なので,購入するのであれば「ASRock Phantom Gaming Radeon RX560 2G」になるかな。



 【SSD】については,現在利用している「Intel SSD 510 SSDSC2MH120A2」を流用するのもアリですが,SATAポートを消費してしまうことになります。

 なので,こちらも新規に購入して,M.2ポートを利用するようにした方が配線の手間も考慮すると良いでしょう。

 さて,そうなりますと「NVMe」接続な製品を導入することになるのですが,どのような製品にするべきか。


 まずは容量ですが,240GB以上あれば大丈夫でしょう。

 しかし,480GB以上の同モデルの製品とあまり価格差が無いのですよ。

 そうなると,より容量が大きくて寿命も長くなるであろう製品にしたい。

 そしてメーカーですが,よく分からないところの製品は利用したくないので,よく使うところのものを。

 そうなると,個人的に SSDでは信用している「Western Digital」の製品を利用するようかな。

 具体的には「WD Blue SN550」シリーズの製品です。

 他の大手メーカー製のものとなると,現行品では「QLC NAND」を採用した製品ばかりなのですよね。

 大丈夫なのでしょうけど,やはり「QLC NAND」はヤダ,できるのであれば「TLC NAND」を利用したいのですよ。

 さて,そうなると「WDS500G2B0C」が候補になるかと思いましたが,どうやら現在は市場在庫があまり無いようですね。

 新型コロナウイルスの影響であまり製造できていないのですかね?

 これは困った・・・

 そうなりますと,容量の少ない 250GBのモデル,「WD Blue SN550 WDS250G2B0C」が第一候補になりますか。


 今ある製品の中から選ぶしかありませんからね。



 続いて同じストレージの【HDD】ですけど,これはとりあえず現状のままでいきます。

 復旧してからは追加していくかもしれませんけどね。

 そして【ODD】も同様に別途搭載することはありません。

 今時必要となることはまずないですし,利用するときには外付けのドライブを用いますよ。

 そして【OS】は余っているライセンスを用いて「Windows 10 Pro 64bit」とします。

 【ケース】についてもそのまま「FractalDesign Define Mini」を利用しまして,【電源】も上で購入した「Corsair RM650x(2018)」を使います。

 最後に【その他】として「PT3」がありますが,これも同じくです。



 ということで,上で書いたことをまとめますと,


【CPU】AMD Ryzen 5 1600 AF @11,000円
【CPUクーラー】-(SilverStone SST-AR01-V3)
【メモリ】-(CFD W4U2666CM-8G)
【M/B】ASRock X570M Pro4 @23,000円
【GPU】ASRock Phantom Gaming Radeon RX560 2G @10,000円
【SSD】Western Digital WD Blue SN550 WDS250G2B0C @6,000円
【HDD①】-(Seagate ST3000DM001)
【HDD②】-(Seagate ST3000DM001)
【HDD③】-(Seagate ST3000DM001)
【HDD④】-(Seagate ST3000DM001)
【HDD⑤】-(Seagate ST3000DM001)
【ODD】-
【OS】-(Microsoft Windows 10 Pro 64bit)
【ケース】FractalDesign Define Mini
【電源】Corsair RM650x(2018)
【その他】PT3

 合計 50,000円


 となりますか。

 流用パーツを用いれば,5万円で新しい PCを組めますね。

 まぁその流用パーツを購入するのにも,当然ですが相応の値段を払っているのですけどね。

 また,今思い出したのですが,【GPU】については「NVS 315」の他に,「GIGABYTE GV-R795WF3-3GD」も余っていました。


 これは,

「Core i7-6700K」搭載友人PCに「XFX RX Vega 56 8GB DD BP」を搭載していきます(2018/10/23) 
https://310satyo.blogspot.com/2018/10/20181023.html

 この時に取り外したものですね。

 友人に貸していたものになりますが,それまでは普通に動作していました。

 なので,今搭載しても問題なく動作してくれるでしょう。

 消費電力的にも,「AMD ZeroCore Power Technology」によりアイドル時は 3W以下になるようですし,常時稼働用の本PCに搭載しても問題ありません。

 しかし,この製品は 3つのファンを搭載していることから分かるとおり,やはりデカいのですよ。

 そうなると邪魔だし,ボードを支えるために何かしら手を加える必要があります。

 お金をとるか,手間をとるか,どちらにするべきかですね。

 これはもうちょっと悩むようですね。





 ではではノシ


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