梅酒オイシイ。
最近毎日飲んでいます。
甘いのよりはさっぱりしたほうが好きかな。
まぁもっと色々と飲み比べてみてね。
今週末は酒屋さんに行ってみようかしら。
・・・仕事に余裕ができればね。
日本の「富岳」がスパコン世界ランキング1位 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1260702.html
これには驚きました。
まさか一気に 1位になるとはね。
世界中のスパコンの中でトップ,これは素直にすごいと思いますよ。
だって,「Xeon」や「EPYC」といった CPUと戦って勝てたのですからね。
今回 1位となった「富岳」ですが,こちらは「理化学研究所」と「富士通」が開発した国産スーパーコンピュータとなります。
その性能としては,2位のスパコンと比較して 3倍近い数字となっているとのことで,圧倒的と言えるでしょう。
どっかの彗星のように赤いわけでもないのにね!
その「富岳」ですが,搭載されている CPUは「A64FX」となります。
聞き慣れない名前ですが,これは「富士通」が「ARM」プロセッサをベースに開発した CPUなのです。
そう,あの「ソフトバンク」が買収した企業「ARM」が関連しているのですよ。
「富士通」にまだそのような開発力があったのかと思うと,胸が熱くなりますな。
詳細というか,
スパコン「富岳」がライバル圧倒で4部門首位達成。まだ100%の性能は発揮せず -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1260899.html
インタビュー記事はこちらになります。
この中では,
- 富岳が世界のトップレベルでいる期間は相当長いと考えている
- 今回の計測値は6割程度のリソースを動かした段階のものである
- 市販のCPUを購入していたらこの成果は達成できなかった
- 京の40倍の性能,電力増加はわずか2.2倍,従来の米国製CPUの3倍の性能を発揮する
- Arm CPUの上位互換CPUをゼロから開発した
- 圧倒的に性能が高く,消費電力が低く,そして汎用性があるCPUである
- この件で日本の技術力を示すことができ,CPU開発で後塵を拝してきた日本の半導体産業の復興と言える
- スマートフォン換算で日本の年間出荷台数に脾摘する 2,000万台分の性能
- サーバー換算でも年間出荷台数に匹敵する 30万台分の性能
- 「富岳」が 2~3台あれば日本の ITをすべてカバーできる計算パワーを持っている
- OSには「Redhat Enterprise Linux 8.1」を利用
といったことが言われています。
うん,この記事からは,開発側の嬉しさが伝わってきますね。
ハードウェアからソフトウェアまでを自社開発した,その製品が世界トップに立った,そりゃ嬉しくないわけがない。
まぁ予算がどれだけかかったのか,費用対効果がどうなのかという点については触れられていませんので,知りたいところですけど。
もうこうなったら,日本の各所に今回の「富岳」と同規模のサーバーを設置する,そういったこともアリなのではないかな?
需要と供給のバランスにもよりますけど,これだけの結果を出した製品なのですから,もっと有効活用したいじゃないですか。
そして,「HP(Hewlett Packard)」に今回の「A64FX」を供出しているようなので,今後は世界中にこの製品が広まっていくかも。
久々に,日本の半導体産業全体が熱くなる出来事でした。
ちなみに,「富岳」が性能でトップに立ったのは,
- 「TOP500」⇒ LINPACKの実行性能を評価する
- 「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」⇒ 実際のアプリでよく使われるCG法のプログラムで性能を評価する
- 「HPL-AI」⇒ 低精度演算での演算能力を評価し AI処理能力評価を行う
- 「Graph500」⇒ 超大規模グラフの探索能力で計算機を評価しビッグデータ分析などでの性能を示す
という 4部門でして,4冠を達成したのは今回が初めてのようです。
そして,日本産サーバーがよく性能トップとなっていた「Green 500」については,
PFNの国産スパコンが消費電力性能で世界一に -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1260704.html
「PFN(Preferred Networks)」の「MN-3」がトップとなったようです。
また,このランキングの前回トップは上の「富岳」のプロトタイプだったようですね。
省電力部門については,日本メーカー製のものが優秀だということでしょうか。
単純性能と省電力性,どちらにおいても優秀な数字を残しているというのは素晴らしいことですね。
新Mac CPUは独自の「Apple Silicon」に。既存アプリもiPhoneアプリも動作 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1260709.html
そして,「Apple」についても,独自の CPUを開発しているようです。
この CPUというのは「Apple Silicon」と呼ばれ,「Mac」で採用されるとのこと。
つまり,今までの「Intel」製 CPUからの脱却を図っているということですね。
その「Apple Silicon」は,
- iOS向け SoCアーキテクチャ(「A13」等)を踏襲したものとなる
- 電力当たりの性能を追求してノートブック級の消費電力でデスクトップ級の性能を目指する
- GPUについても高性能を目指しながら,セキュリティ,機械学習などの回路も内蔵する
- 既存の iOS向けのアプリがそのまま動作する
- 新提供の「Rosetta 2」により既存の「Intel」ベース「Mac」向けのアプリも動作する
- 既存の3D CGソフト「maya」や 3Dゲーム「トゥームレイダー」が「Intel」ベース「Mac」と同等の性能で動作させられる
- 新しい「Xcode」で再コンパイルすることで既存のアプリを「Apple Silicon」ネイティブに移植可能
ということです。
代替品というか,後継品となるわけですから,性能については最低限同等レベルにはして欲しいです。
まぁ本格的なゲームなんかは難しいでしょうから,別途 GPUは必要になってくるでしょう。
しかし,どこまで既存のソフト等に対応できるかは気になるところです。
まず,普通に「Windows」は動作するのかな?
「Windows S」じゃなきゃ駄目とかってなったら,そりゃ不便ですよ。
なので,「Boot Camp」を用いて「Windows 10」が問題なく動作するか,まずはこれが重要ですよね。
そこら辺はちゃんとしてくれる・・・はずだよね?
IntelからArmへのシームレスな移行を実現する「macOS Big Sur」 -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1260735.html
うん,ちゃんと考えていますね。
そして,デベロッパー向けの「Universal App Quick Start Program」として,
【CPU】A12Z Bionic
【Mem】16GB
【SSD】512GB
【ケース】Mac mini
というスペックの製品が提供されると。
個人的には,これかなり欲しいのですけど,まぁ何の知識のない一般人には購入できないですよね。
このスペックで $500 ですから,かなり魅力的なのですけど。
まぁこのようなスペックの実製品が登場する,それまでは待つようですかね。
個人的には,今回の取り組みは賛成していますので,より良くなった「Mac」製品の登場が楽しみですね。
さて,そうなると
2018年モデルの新「Mac mini」が登場したので購入する際の構成について考えてみた(2018/11/01)
https://310satyo.blogspot.com/2018/11/20181101.html
「iPhone SE(第2世代)」が発表されたので「MacBook Air(2020)」の購入も検討してみる(2020/04/17)
https://310satyo.blogspot.com/2020/04/20200417.html
以前から考えていた,「Mac」製品の購入は見送るようかなぁ。
試しに購入してみたいとは考えていたのですが,こうなると「Apple Silicon」の CPUが採用された製品が欲しくなりますので。
いや,その前にもう購入してしまっても良いのではないかと言われそうですけど,特段使い道がないのに 2台も所有するのはなぁ。
「Mac mini」も少しは安くなっているのですけどね。
どうしたもんかなぁ・・・
ではではノシ
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