2016年1月8日金曜日

PC関係の新情報(AMD 次世代GPUアーキテクチャ「Polaris」について)(2016/01/08)



 今日は休み。

 しかし,今はとにかく眠い。

 グータラ生活から普通の仕事生活に切り替わったので,体が疲れているのでしょう。

 ダラダラ寝て過ごすのも勿体ないけどなぁ・・・




 【Radeon 400】AMDの次世代GPUアーキテクチャは“Polaris”【北極星】 -北森瓦版
 (http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8391.html)

 “Polaris”は第4世代のGraphics Core Nextアーキテクチャとなる【1/5追記】 -北森瓦版
 (http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-8394.html)

 AMD、次期GPU“Polaris”を2016年半ばに投入  -PCWatch
 (http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160105_737537.html)


 色々な名称がごちゃまぜになりそうなので,ここで一度整理しますと,

  • Polaris・・・第4世代GCNアーキテクチャ
  • Arctic Islands・・・Rx-400シリーズのコードネーム
  • Greenland・・・ハイエンド(R9-400)
  • Ellesmere・・・ミドル帯(R7-400)
  • Baffin ・・・・ローエンド(R5-400,R3-400)

 という関係のようです。

 つまり,今年の中頃に発売されるであろうRx-400シリーズのビデオカード(Arctic Islands)は,第4世代GCNアーキテクチャである「Polaris」で製造され,「Greenland」,「Ellesmere」,「Baffin」といったラインナップになるということ。


 今回の話は,第4世代GCNアーキテクチャこと「Polaris」についてです。

 特徴をまとめますと,

  • 14nm(16nm) FinFETプロセス
  • 既存の機能を改善し,メモリ圧縮技術等を搭載
  • HDMI2.0a と DisplayPort1.3 をサポート(→「High Dynamic Range」出力もサポート)
  • 4K H.265 デコード,エンコードに対応

 となっており,大幅なワットパフォーマンスの向上を実現できるようです。


 具体的には,CPUに「Core i7-4790K」を使用(APUじゃないんだ・・・)した状態で「SWBF」の Mid設定をフルHD/60fps動作させる場合,PC全体で

  • GTX950・・・140W
  • Polaris・・・86W

 という消費電力になるようです。

 この消費電力には驚きますよね。

 PC全体での話ですから,CPUやチップセット,ストレージ分の消費電力を除くと,ワットパフォーマンスは「Maxwell」シリーズの数倍になりますよ。

 簡単に計算すると,「GTX950」の3倍弱のワットパフォーマンスになる計算になります。

 どういった仕様のビデオカードを使用したのか不明ですが,「R9 NANO」のような上位コアを思いっきりダウンクロックさせて比較したとか?

 それでもこの差が本当であれば凄いことですけど。

 比較対象が「GTX950」というのが気になりますが,少なくとも現行のシリーズより大幅にワットパフォーマンスが良くなることは確定でしょう。

 

 それに,「HDMI2.0a」に対応したというのも有り難い話です。

 これで,気兼ねなく4K液晶ディスプレイを購入することができますね。

 私のように4Kテレビを使用している方にとっても朗報かと。



 チップ製造メーカーについては,TSMC・GLOBALFOUNDRIES・Samsung のどこが担当するのかまだ確実な情報が出ていないようです。

 個人的には,ちゃんと量産できる体制を整えているのであれば,どこのメーカーが作ろうが構わないですけどね。

 不良品率が高くなることは勘弁して貰いたいです。



 ということで,今回の発表により,「Arctic Islands」世代のビデオカードへの期待がより高まりました。

 一番驚いたのがワットパフォーマンスの凄さで,今回の「GTX950」との比較が上位モデルでも同じような結果になるとすると,とても妄想が捗りますね。


 「3D Mark」のスコアで考えてみますと,

 Video Card (GPU) Benchmark Charts -PassMark Software
 (http://www.videocardbenchmark.net/)

 現行の「R9 Fury X」のスコアに今回のワットパフォーマンス差である2.5を乗したら,「GTX980Ti」の2倍近い性能になりますね。


 実際はそこまでいかないでしょうけどね。


 久々にPCを組もうかと悩んでいましたが,今回の発表を見て,「Arctic Islands」世代のビデオカードが出るまで待つことに決めました!

 我慢できなくなったとしたら,もうそろそろ出るであろう「Brsitrol Ridge」で簡単に組むかな。
 

 ワクワクしてきましたね。

 あと半年後にはどうなっているのでしょうか。

 お通夜な空気になっていないことを祈るばかりです。





 ではではノシ


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