2018年10月21日日曜日

PC関係の新情報(「Core i9-9900K」レビュー,「Zen 2」IPC向上&コア増加,「RTX 2070」登場,「GTX 1060Ti」?「GP104」採用新製品)(2018/10/21)



 最近「CoD:BO4」を購入しました。

 全然期待していなかったのですが,友人が面白いと言っていたのでね。

 久々に FPSをプレイするので,まずはリハビリからです。

 トレーニングモード的な要素はあるのかな?










世界最高のゲーム用プロセッサ、「Core i9-9900K」をテスト -PCWatch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/1147869.html


 先日「Coffee Lake Refresh」についての発表がありました。


 そして,今回「Core i9-9900K」のレビューが登場しました。

 まずは「Core i5-9600K」が先に販売開始されており,10月27日以降に「Core i9-9900K」,「Core i7-9700K」が発売されるようです。


 なので,実製品を手に入れられるのは来週になるでしょう。


 さて,まずスペックについては

Core i9-9900K・・・8コア16スレッド│3.60GHz/5.00GHz│L2 256KB×8/L3 16MB│DDR4-2666 2ch│UHD 630│TDP 95W│$488
Core i7-9700K・・・8コア8スレッド│3.60GHz/4.90GHz│L2 256KB×8/L3 12MB│DDR4-2666 2ch│UHD 630│TDP 95W│$374
Core i5-9600K・・・6コア6スレッド│3.70GHz/4.60GHz│L2 256KB×6/L3 9MB│DDR4-2666 2ch│UHD 630│TDP 95W│$262

 となっています。

 「Core i9-9900K」は定格というか標準仕様で初めて 5.00GHzに到達しました。

 OCせずにそこまでの動作周波数で動くというのは凄いですね。

 その数字を見ただけで,自作erは欲しくなってしまうでしょう。


 レビューを見ると,やはりその動作周波数からシングルコア性能を求められる場面では「Core i9-9900K」が強いですね。

 マルチコア性能の方でも,同じコア数の「Ryzen 7 2700X」よりも動作周波数が高い分高性能ですし,前世代の「Core i7-8700K」とはコア数の差がある分良い数字を出しています。

 消費電力についても,定格で使用する分には「Ryzen 7 2700X」と同等以下になっています。

 温度についても定格であれば問題ないようですが,オーバークロックすると 100℃近くなってしまうこともあるようなので,その点は注意が必要ですね。


 このレビューを見る限りでは,素晴らしい製品であると思います。

 現状では,より多コアが必要な作業でない限り,「Core i9-9900K」を選んでおけば問題ないと言えるでしょう。

 それだけ,完成された感のある性能ですね。

 値段の方も,

Core i9-9900K・・・$488 ⇒ 66,000円(税込)前後
Core i7-9700K・・・$374 ⇒ 52,000円(税込)前後
Core i5-9600K・・・$262 ⇒ 35,000円(税込)前後

 ということで,私の想定よりは安かったですし,このかかくであればまぁ納得ですかね。

 性能を考えれば,コストパフォーマンスも悪くないと思いますよ。


 しかし,この「Coffee Lake Refresh」シリーズの登場に対して,「AMD」は

“Pinnacle Ridge”―第2世代Ryzenの値下げが行われるかもしれない -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9550.html


 ということで,

  • Ryzen 7 2700X $329 ⇒ $295
  • Ryzen 7 2700  $299 ⇒ $265
  • Ryzen 5 2600X $229 ⇒ $210
  • Ryzen 5 2600  $199 ⇒ $160
  • Ryzen 5 2400G $169 ⇒ $160
  • Ryzen 5 2200G $99 ⇒ $99

 現行の「Pinnacle Ridge」,第2世代「Ryzen」シリーズの製品の値下げを行うようです。

 そうなると,「Ryzen 7 2700X」は 3,000円程度値下げされ,安いところだと 33,000円(税込)くらいの値段になるのかな?

 その価格になるとなると,「Core i9-9900K」の半額になりますね。


 うーん,性能としては「Core i9-9900K」の方が確実に上です。

 しかし,その差はレビューを見る限りでは 2割弱くらいです。

 その差が,倍の値段に釣り合うかというと,何とも微妙な数字ですよね。

 コスト優先で考えると,「Ryzen 7 2700X」の方が優秀になると私判断します。


 ですから,性能重視であれば「Core i9-9900K」,それなりの性能があれば十分という方は「Ryzen 7 2700X」という棲み分けになりますかね。


 更に,今後登場予定の「Zen 2」では,

“Zen 2”は“Zen+”比で13%、“Zen”比で16%のIPC向上を成す -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9552.html

 コア性能が順当に 1割以上向上する他,コア数も増える予定とのことです。


 今回「Coffee Lake Refresh」シリーズが登場したことで,更に CPU業界の競争は過熱していくことでしょう。

 「AMD」の「Zen」シリーズの新製品はもちろん,後数年もすれば「Intel」から「Jim Keller」氏設計の新 CPUが登場するでしょうしね。

 こうして魅力的な新製品が続々登場している状況というのは素晴らしいことですので,各メーカーには今後も頑張ってもらいたいものです。





GeForce RTX 2070のレビューが解禁される -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9551.html


 大体予想通りの性能でしたね。

 「RTX 2070」は,

 GTX 1080Ti > RTX 2070 > GTX1080 > RX Vega 64

 という立ち位置になるようです。

 数字的にも,大体コレくらいの位置というか性能になるでしょう。

 そして,気になるのがお値段です!

 「RTX 2080」が 13万円(税込)位で販売されているので,その価格からして「RTX 2070」は 10万円(税込)位になるのではと予想されていました。

 しかし,実際には安いモデルは 7万円(税込)程度で購入できるようです。

 もちろん,OCモデルもあり,そのような製品はより高い金額になりますけどね。

 それでも,予想よりは大分安い金額ではありましたので,そういう意味では一安心ですね。


 現在「GTX 1080」は 6万円ちょっとで購入できますので,「RTX 2070」はそれより上の性能ですから,7万円というのは妥当でしょう。

 今後もう少し時間が経てば値段も落ち着き,同じくらいの価格までは下がってくるという期待感もありますね。

 しかし,

【グラボ】SAPPHIRE PULSE Radeon RX Vega 56が42,984 円(税込) -PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/54247499.html

米AmazonでGTX 1070 Tiが280ドルで祭りに -PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/54287372.html


 現在は旧世代品等のセールがちょこちょこあり,私もつい先日

「XFX」製「Radeon RX Vega 56 8GB DD BP(RX-VEGALDFF6)」を購入しました(2018/10/08) 
https://310satyo.blogspot.com/2018/10/20181008.html

 4万円で「RX Vega 56」を購入したりしています。

 「RTX 2070」の性能は魅力的ですけど,やはり価格を考えるとセール品の方を購入したくなりますのでね。

 なので,せめて 6万円代前半くらいに価格が落ち着くまでは「RTX 2070」の購入は控えるべきだと思います。


 また,この「RTX 2070」の他に,

GDDR5Xを搭載したGeForce GTX 1060が出るかもしれない? -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9554.html

 新たな「GTX 1060」が登場するかもしれないとのことです。

 その「GTX 1060」というのは,グラフィックメモリが増量されたモデルが出るとかではなく,そのグラフィックメモリが「GDDR5X」になるとのことです。

 より高速なメモリを採用することで,より性能を向上させる狙いがあるのでしょう。


 更に,使用されるコアが「GP106」ではなく,上位モデルの「GTX 1080」等に採用された「GP104」になるようです。

 おそらく「GTX 1070」よりもさらに機能が削減されたモデルとなるようでしょうが,これはもう「GTX 1060Ti」と呼称すべき製品になりそうです。

 このタイミングそのような製品が登場するということは,当分「Turing」のミドルレンジモデルは登場しないのでしょうか。

 それか,旧世代品として出すのではなく,リネームして「GTX 2060」として登場させるとか?

 この動きが以前から計画されていたのか,それとも

ASUSがRadeon RX 590 ROG Strix Gamingを用意している模様 -北森瓦版
https://northwood.blog.fc2.com/blog-entry-9553.html

 近頃噂されている「RX 590」の対抗製品なのか分かりませんが,登場するからにはその性能に期待ですね。





 ではではノシ


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