2023年1月12日木曜日

安くなってきた「Ryzen 5 7600X」で組むゲーミングPCの構成について考えてみた(2023/01/12)

 


 そういえば。

 「CES2023」の情報集めていない。

 最新の CPUについてだけですね。

 いろいろな製品が出ているだろうし、しっかり情報収集しよう。

 新しいマザーボードもあるでしょうしね。








https://310satyo.blogspot.com/2023/01/20230111.html


 の続きになりますかね。

 昨日は無印版「Ryzen 7000」シリーズのレビューということで、性能等について触れました。

 まず性能については、そう驚きも無く、こんなものかなとなりましたね。

 しかし、ゲームにおいては、殆どのタイトルでスコアに変化が無かったのは驚き。

 もう CPU性能は「Ryzen 5」クラスでも必要十分であるということになるのでしょう・

 「RX 7900 XTX」より性能の高い製品であればより差が出てくることはあるかもしれませんけど。


 そして消費電力については、「PPT(Package Power Target)」の値が統一されているため、CPUベンチでは無印版において横並びになるという結果に。

 そんでもって、発熱も少なく、扱いやすい製品ではあるでしょう。

 ゲームベンチとなると、消費電力の差はほとんど無くなるのですけどね。


 そして、この結果を見るに、ゲーム用として「Ryzen 5 7600」や「Ryzen 5 7600X」が優秀なのではないかと思いまして。


 価格の方も


Ryzen 9 7950X ⇒ 89,800円(147円/$)
Ryzen 9 7900X ⇒ 73,800円(141円/$)
Ryzen 9 7900  ⇒ 69,800円(148円/$)
Ryzen 7 7700X ⇒ 48,500円(126円/$)
Ryzen 7 7700  ⇒ 53,800円(149円/$)
Ryzen 5 7600X ⇒ 37,800円(138円/$)
Ryzen 5 7600  ⇒ 37,500円(149円/$)


 となり、まだ手の出しやすいレベルですので。

 そのため、今回はその現行ラインナップの中では下位モデルとなる「Ryzen 5 7000」シリーズについて、特に触れていきたいと思います。

 昨日も触れましたが、


 「Ryzen 7 7700X」も安いのですけど、1万円の差ですから。

 パフォーマンスにそう違いが無いのであれば、下位モデルで良いだろうとも思いますしね。


 内容としては、仕様どうこうではなく、組んでみたらどうなのかという確認ですね。

 4万円を切ってくる価格になりますので、価格を抑えたゲーミングPCを組むのに良い。

 現在は PCパーツの値段が高い傾向にある感じ、その中でどこまで安く組めるのか。

 ちょっと気になったものでしてね。


 というわけで、今回は久々に PC構成の妄想をしてみたいと思います。

 自分で組む予定の「Ryzen 9 7900」搭載予定PCの方はどうしたか?

 まだコレというマザーボードが無くてね・・・

 無印版向けの、低TDP用の価格を抑えたマザーボードが登場しないものでしょうか。

 今回考える構成については、ゲーム用とします。

 それでも、ある程度採用するパーツについては拘っていきたいところですけど。


 さて、それではいつもの如く、順番に考えていくとしましょうか。

 今回は完全新規、一からパーツを購入していく形で考えていきたいと思います。

 そうしないと予算総額が分かりませんしね。

 そんでもって、一般的なというか、メンテナンスしやすい構成を目指していきたいと思います。



 まずは【CPU】から。

 こちらについては、改めて値段を確認して値下がっていた「Ryzen 5 7600X」を採用しますか。


 現在 36,000円弱で購入することができますので、「Ryzen 5 7600」よりも安く導入できるようになりますので。

 後は、マザーボードの BIOSアップデートを待つこと無く組めるというのも大きいかな。



 【CPUクーラー】については、「X」付きモデルですので、冷却能力重視でいきたい。

 しかし、簡易水冷はどうしても採用する気にはなれず、なので空冷でいきます。

 そうした場合、現行製品ですと「DEEPCOOL AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1」が購入候補になるかな。


 まず


https://www.aiuto-jp.co.jp/information/entry_1668.php


 「AM5」ソケットに対応していること。

 それでいて、3千円という安い価格で購入できながら、それなりの冷却性能を有している点ですね。

 できるだけ価格を抑えて導入したいので、その要望にマッチする製品であると言えるかと。



 【MEM】については、現在お買い得と言える製品は無い感じ?

 とりあえずは「DDR5」規格で 16GB×2枚組みの製品が良いですかね。

 そうなると、価格的に「ADATA AD5U480016G-D-DP」が第一候補となりますか。


 できればより動作周波数の高い「ADATA AX5U5200C3816G-DCLABK」あたりにしたいところですが、やはり価格優先でね。



 未だに私がほしいと思えるような製品の少ない「AM5」対応【M/B】では、やはり安さ優先で。

 そうなると、現状で一番安いのは「ASRock B650 Pro RS」になりますね。


 「ATX」規格になりますので、配線等はしやすいです。

 それでいて M.2端子の数も 3つあり、十分な SSDの数を搭載可能です。

 ヒートシンクは付属されていませんので、別途用意が必要になりますけどね。



 【GPU】については当然性能も重要です。

 しかし、やはり価格も重視したい。

 いきなり「RTX 4090」が良いから 30万円かけて購入する、そんな思い切りの良い人は少ないでしょうし。

 となると、低コストながら最低限のゲーミング性能がある製品、「RX 6600」あたりが購入候補となるかな。

 「RTX 3060」に少し及ばない程度の性能ですが、「RTX 3050」よりは上です。

 それ位の性能があれば、今どきのゲームでも十分プレイできるでしょう。

 となると、どのような製品が良いのか。

 今の販売価格であれば、4万円以下で購入できる「PowerColor Hellhound AMD Radeon RX 6600 8GB GDDR6 AXRX 6600 8GBD6-3DHL」ですかね。

 いや、もう少しお金を出せば「PowerColor Hellhound AMD Radeon RX 6650 XT 8GB GDDR6 AXRX 6650XT 8GBD6-3DHL/OC」もいける。


 こちらは「RX 6650 XT」搭載なので、「RX 6600」よりも一段階上、「RTX 3060 Ti」並です。

 それが 6千円プラスして購入できるのですから、買うならこちらでしょう。

 それでも、ミドルクラスで 5万円弱するというのは、やはり高く感じますな。



 ストレージについては【SSD】のみとします。

 それも、システム用とゲーム用の 2台搭載を最低限として。

 他に動画編集等するのであれば、大容量の HDDも必要になってくるでしょう。

 しかし、とりあえずは SSDのみ、となると今は「KIOXIA」製品が購入対象となりますかね。


 一応はメーカーにこだわりたいですし、安い中で大手メーカーとなるとこれですね。

 システム用には「KIOXIA EXCERIA G2 SSD-CK500N3G2/J」 、ゲーム用には 1TB容量の「KIOXIA EXCERIA G2 SSD-CK1.0N3G2/J」にしましょうか。

 初期段階では【HDD】は無しでいきます。

 また、【ODD】も当然無しですね。



 【OS】はもう今だと「Microsoft Windows11 Pro 64bit」になってくるかね。

 いや、価格を考えると「Microsoft Windows11 Home 64bit」で妥協するべきか。


 普通に使う分には特に気になるさは無いでしょうしね。

 購入するのは DSP版とします。



 【電源】については容量をどうするか。

 構成的にそこまで消費しないとは思いますので、700W程度あれば十分か。

 一応レビュー等を確認したところ、「RX 6650 XT」においては、ゲームプレイ時最大で 300W弱の消費電力となると。

 であれば、最高効率を 50%程度の負荷の時と仮定すれば、600W出力の製品で十分となりますね。

 となると「Corsair RM650x 2021 CP-9020198-JP」や「Corsair RM750 2021 CP-9020234-JP」あたりが第一候補になるかなと考えました。


 少し前のモデルですが 10年保証というのは安心感が違いますので。

 しかし、どちらも 13,000円以上してくる価格となります。

 これは以前と比べると割高だなぁと感じてしまいますよね。

 そこで、他に何か無いかと探してみたところ、「Fractal Design ION Gold 750W FD-P-IA2G-750」を見つけました。

 「Fractal Design」販売の電源については、評判が良いイメージ。

 それが 11,000円弱で購入できると。

 保証期間が 7年と短くなりますので、その 2千円程度の差額で 3年短くなることをどう考えるか。

 いや、安全を考えるとより長期保証な製品に、そうなると「Corsair RM650x 2021 CP-9020198-JP」にするべきですかね。



 最後に【ケース】について。

 こちらはもう全然わからない。

 最近は自作する機会が減ってしまったので、PCケース事情に詳しくないのですよね。

 しかも、基本的に組むとしたら小型PCケースを用いるので、ミドルタワー以上のサイズとなると尚更です。

 なので、良さそうな製品がどれになるのか、調べてみたのですが・・・

 うん、色々と新製品があって分からない。

 けれども、引っかかったのは「ANTEC P10C」になりますね。


 私の好きな、静音性に優れていて質実剛健感のある製品です。

 防音パネルを
  1. フロント
  2. 両サイド
  3. トップパネル
 に配置しているほか、着脱式のフィルターを
  1. フロント
  2. ボトム
 に配してあると。

 3.5インチシャドウベイは 1つしかありませんが、そんなに台数を搭載することも無いでしょうし、サイドにも 2つ設置可能です。

 それだけあれば十分だと思いますのでね。



 ということで、以上のことをまとめると


【CPU】Ryzen 5 7600X @36,000円
【CPUクーラー】DEEPCOOL AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1 @3,000円
【MEM】ADATA AD5U480016G-D-DP @16,000円
【M/B】ASRock B650 Pro RS @26,000円
【GPU】PowerColor Hellhound AMD Radeon RX 6650 XT 8GB GDDR6 AXRX 6650XT 8GBD6-3DHL/OC @46,000円
【SSD①】KIOXIA EXCERIA G2 SSD-CK500N3G2/J @5,500円
【SSD②】KIOXIA EXCERIA G2 SSD-CK1.0N3G2/J @9,000円
【HDD】-
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows11 Home 64bit @15,000円
【電源】Corsair RM650x 2021 CP-9020198-JP @13,000円
【ケース】ANTEC P10C @13,000円

 合計 182,500円


 となります。

 なんとか 20万円以下に抑えることができたか。

 いや、「Ryzen 5 7600X」と「RX 6650 XT」というミドルクラス製品の組み合わせでこの価格は高いですな。

 そうですよ、少し前であればそのランクの組み合わせですと 十数万円で導入できたはず。

 そこから 5万円位高くなっているのか・・・

 CPUで 1万円、マザーボードで 1万円、GPUで 2万円程度+αですかね。

 まぁ性能については当時と比べ物にならないですけど。

 でも、今の感覚からすれば、これでも十分安いと言えますかね。

 まぁ私の場合はすでに PCが揃っていますので、この構成で導入することは無いでしょうけど。

 いくらでも予算とスペースがあるのであれば別ですけどね。

 まずは「Ryzen 7000」シリーズを用いた「darkFlash DLH21」採用PCの完成が先ですな。

 また改めて、構成を確認しましょうかね。





 ではではノシ


0 件のコメント:

コメントを投稿