2023年1月16日月曜日

PC関係の新情報(「ASRock」公式Twitterからのマザーボード高価格化の原因情報)(2023/01/16)

 


 なんだろう。

 寒くない?

 急な寒波というやつですかい?

 普通に部屋にいても寒い。

 エアコンだけだときついなぁ。






 今回は


https://twitter.com/AsrockJ/status/1612654340988362752


 こちらの「Tweet」に関する話題です。


 まず、私は現在


https://310satyo.blogspot.com/2022/12/20221214.html


 で触れたとおり、「darkFlash DLH21」に「Ryzen 7000」シリーズを搭載した自作PCを組もうとしているところです。

 その構成はほぼ決まっており、


【CPU】<予定>AMD Ryzen 9 7900
【CPUクーラー】<予定>noctua NH-L12S
【MEM】CFD W5U4800CM-16GS @15,980円
【M/B】<予定>B650 Mini-ITX(M2×2ポート)
【GPU】ASUS DUAL-RX6700XT-O12G @48,800円
【SSD①】KIOXIA EXCERIA G2 SSD-CK500N3G2/N @5,380円
【SSD②】KIOXIA EXCERIA G2 SSD-CK1.0N3G2/N @8,440円
【HDD】-
【ODD】-
【OS】Microsoft Windows10 Pro 64bit
【電源】FSP DAGGER PRO SDA2-750 @8,580円
【ケース】darkFlash DLH21 @6,980円


 後は<予定>となっているパーツを購入するだけです。

 このうち、【CPUクーラー】については、ほぼほぼ決定しています。

 搭載するスペース的に、コンパクトな高さの低い製品にするほかなく、そうなると「noctua NH-L12S」が第一候補になるかなと。

 そして、【CPU】の方も「Ryzen 9 7900」にする予定・・・なのですが、「Ryzen 9 7900X」との価格逆転現象が起きていますので。

 まぁ順当に、そのまま「Ryzen 9 7900」とするでしょうけどね。

 最後に、一番悩んでいるのが【M/B】になります。

 そう、まだコレという製品が見付からないのですよね。

 すでに何製品か登場していますけど、やはり価格の高さが・・・

 現在販売されている「AM5」ソケットに対応した製品ですと、「BIOSTAR B650M-SILVER」が 2万円台前半で購入することができます。

 他にも「ASRock B650 Pro RS」等、3万円を切る価格で登場している製品もね。

 しかし、私の希望する
  1. AM5ソケット
  2. Mini-ITX規格
  3. M.2ポート×2
 に合致する製品となると、一気に数が絞られてしまいまして。

 現行品ですと「MSI MPG B650I EDGE WIFI」が一番安くて 38,000円程度なのですよ。

 その次の製品となると「ASRock B650E PG-ITX WiFi」で 5万円近くするのですよ?

 さすがにそこまでは手が出せないというか、もう 5万円なんて高級品の部類に属するかと思いますので、過剰スペックなのですよ。

 オーバークロックするわけでもありませんし、電源周りを強化する必要も無し。

 無印版の定格運用で問題なく動作する、耐久性に優れる製品であればそれで良しという感じですね。

 しかし、これについてはどうしようもない部分があると。

 それが一番最初に触れた「Tweet」の内容ですね。

 その内容を抜粋しますと、


結論から言うとマザーボードが高いのはCPUがマザーボードの価格を高くする設計になっているからですね。
CPUの最低限必要なレベルが上がりすぎてそこからさらに耐久性確保するために価格が上がっていますね。


 とあります。

 つまりは、現行の CPU製品の要求電力に合わせて、電源周りも強化しなければならなくなったということでしょう。

 そうですよね、「Intel」製品なんかは、第12世代CPUより PBP(PL1)や MTP(PL2)といった表現をしています。

 以前からターボブースト機能はありまして、それは TDPに余裕のある範囲で特定コアのクロックを上げていたという機能だったイメージ。

 しかし、現行世代では余裕があればどんどんクロックを上げるような設計になっています。

 その上限が MTP(PL2)になり、「Core i9-13900K」なんかは 253Wになっていますね。


 CPUの標準機能としてそれだけ電力消費量が増えてしまうと、上位モデルでなくても電源周りの強化は必要になってくるのでしょう。
 
 その機能をチップセット別に制限したりとかできれば、「Intel」がしてくれていれば別ですけどね。

 これについては「AMD」製品でも同じで、「Ryzen 9」シリーズでは TDP 170W、PPT 230Wとなっています。

 そう、こうして過剰な電力消費に対応するため、マザーボードの方も相応の装備が必要になってくると。


 しかし、それならば、無印「Ryzen 7000」シリーズ用にコストを抑えたマザーボードが出せないのかと。

 無印版であれば、TDP 65W、PPT 88W に抑えられていますので、「Ryzen 7000X」シリーズと比べると最大時で 142W も下がっているのですよね。

 これだけ低くなるのであれば、電源周りの仕様についても規模を抑えられるでしょう。

 しかし、原口氏によると、これについてはマーケティング上の問題があると。

 製品自体は設計することができ、「ASRock」社内でもそのような製品の提案をしたと。

 しかし、「AM5」ソケットが同一なので、仕様上低TDPモデルのみに限った製品だとしても、高TDPモデルを搭載することはできてしまいます。

 そして、そこで動作しなかったとしても、難癖をつけてくる人(国)があるようなのです。

 そのため、そのような面倒くさいことに対応することを避けるため、全てに対応したマザーボードにすると。

 そうなると、下位モデルでも価格は高くなってきてしまうというわけです。


 また、現在の高TDP、電力消費量が多い CPU向けのマザーボードの設計についても時間がかかるといった話も何かのインタビューで観ました。

 そのため、現行世代では「AQUA」シリーズ製品を販売することはできないと。

 その余裕が無かったので、見送ったとね。

 それだけの手間がかかるのであれば、尚更余計な仕事は増やせないのでしょう。

 となると、やはり上にあるような特定製品、低TDP製品用のマザーボードを新規販売するのは厳しいのでしょうな。



 うーん、そうなると「MSI MPG B650I EDGE WIFI」を購入するしかないのですかね。

 でも、「BIOSTAR B650M-SILVER」や「ASRock B650 Pro RS」が 3万円以下で販売されているのですから、「Mini-ITX」規格品でも同じ価格帯で販売することはできないのですかね?

 単純にサイズが小さくなることで採用パーツが少なく・・・いや、電源周りに力を入れるとなると、むしろ実装スペースの少なさが価格高騰に繋がるか。

 となると、今後安い製品がでることは期待薄ですかね?


 しかし、ふと思ったのです。

 そういえば、「ASrock」からは「Deskmini」シリーズが出ているじゃないですか。

 あれは APU専用モデルになりますが、実質低TDP向け製品ですよね。

 となると、同じような回路設計の「Mini-ITX」規格マザーボード製品が出てもおかしくはない?

 設計を流用して製造してもおかしくはない?

 変態「ASRock」先生に「Mini-ITX」規格製品を期待良いですかね?

 と期待しても良いのかとね。

 まぁ実際には望み薄、そう早くに登場することは無いでしょうけど。

 やはり、今すぐに組むのであれば「BIOSTAR B650M-SILVER」になるんだろうなぁ。

 うん、とりあえずは、それを用いた構成で、現時点での最終案を考えてみますかね。





 ではではノシ


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