2023年1月5日木曜日

PC関係の新情報(「RTX 4070 Ti(旧 RTX 4080(12GB))」発表)(2023/01/05)

 


 だめだ。

 もっと時間がほしい。

 帰宅してからの自由時間ね。

 色々と楽しみたいことが多いので。










https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1467478.html


 新年早々の製品発表です。

 まぁこれについては以前から


https://310satyo.blogspot.com/2022/12/20221212.html


 情報が出ていましたし、そもそもが「RTX 4080(12GB)」の流用品でしたので、製品自体はあった。

 スペックについても、すでに製造済みの製品もあったでしょうし、そうなると当時から変更しない、できない。

 となれば、こうして早いタイミングで再登場することは予測できましたしね。


 スペックについては、


RTX 4090   ⇒ AD102-300|16384 CUDA(128 SM)|2.23GHz/2.52GHz|GDDR6X(21Gbps)24GB|384-bit|TBP 450W|$1599|2022/10/12
RTX 4080   ⇒ AD103-300| 9728 CUDA( 76 SM)|2.21GHz/2.51GHz|GDDR6X(23Gbps)16GB|256-bit|TBP 320W|$1199|2022/11/16
RTX 4070 Ti ⇒ AD104-400| 7680 CUDA( 60 SM)|2.31GHz/2.61GHz|GDDR6X(21Gbps)12GB|192-bit|TBP 285W|$ 799|2023/01/05?
RTX 4070    ⇒ AD104-250| 5888 CUDA( 46 SM)|*.**GHz/2.61GHz|GDDR6X(21Gbps)12GB|192-bit|TBP 250W|$ ***|2023/Q1?


 となります。


 そして、この発表と同時に


https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1467730.html


 レビュー記事も出ていました。

 新年早々お疲れ様です。

 まぁ記事自体は昨年のうちに書いていたかもしれませんけど。

 内容について触れていきますと、仕様について変更はありませんでしたが、価格設定が変わっていますね。

 「RTX 4080(12GB)」の時は $899 設定でしたが、「RTX 4070 Ti」では $799 となっています。

 さすがに $899 では戦えないと判断したということなのでしょう。

 これは「RX 7900」シリーズを下回る価格ですので、


RX 7900 XTX ⇒ $999
RX 7900 XT ⇒ $899


 経営的な判断もあったでしょうか。

 こうなると、気になるのは日本円での価格です。

 まぁそれについてはまた後で触れることとしましょう。

 まずは、性能について確認していきましょうか。


 「RTX 4070 Ti」については、比較対象となる製品は
  1. RTX 4080
  2. RTX 3080
  3. RX 7900 XTX
  4. RX 7900 XT
 の 4製品になりますかね。

 ナンバリング的に「RTX 3080」の数字は超えていて欲しいところですが、どうなるのか。

 記事の数字を確認していきますと、


RTX 4080 > RX 7900 XTX > RTX 4070 Ti > RX 7900 XT > RTX 3080


 という関係になりますかね。

 単純なマシンパワーだけで言えば。

 価格面を考慮すると、頑張っていると言えるでしょう。

 $100 高い「RX 7900 XT」よりも少し上の性能となっていますので。

 まぁ実際には「AMD」製品優位なタイトルや、高解像度環境だと同等、逆転していることもありますけど。

 しかし、


https://310satyo.blogspot.com/2022/12/20221222.html


 でも触れましたが、「DLSS 3」の効果が凄い。

 フレーム生成機能まで有効化しますと、一気に数値が向上します。

 この機能が他の GPUメーカーでも利用できれば・・・

 まぁ一番重要なのはマシンパワー、実性能にはなるのですけどね。


 ベンチマークスコアについては、妥当であると言えますかね。

 ナンバリング的に、このような数字にはなるだろうというね。

 そうなってくると、後は価格面がどうなるかですな。

 ひとつ上の「RTX 4080」については、$1199 という設定価格で、現在 20万円程度~となっています。

 これに対して、$799 設定の「RTX 4070 Ti」はというと・・・


https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/40-series/rtx-4070ti/


 公式では 15万円スタートとなっています。

 これは、


149,800円 ÷ 1.1(消費税)÷ $799 ≒ 170円/$


 という計算で、大体 170円/$で計算されていることになりますね。

 現在の円相場が 132円/$程度ですから、40円/$近く上乗せされていることになるのか。

 ご祝儀価格だとはいえ、さすがにこれは高すぎるのでは・・・

 むしろ、


149,800円 ÷ 1.1(消費税)÷ $899 ≒ 151円/$


 ということで、$799 ではなく $899 で計算していた可能性がある?

 「RX 7900 XT」搭載品がその設定で 15万円~ という価格ですからね。

 間違いの可能性が高いですけど、この価格であれば競争力はそう働かないでしょう。

 $100 高いライバル品と同程度の日本円にする、むしろマイナス面での影響が大きそうです。

 どうしてこのようなことになってしまったのか、事情を知りたいですな。

 マーケティング下手すぎだろうということでね。


 ということで、「RTX 4070 Ti」が登場しまして、性能面は順当と言えましたが、価格面で無しとなりました。

 今のところはね?

 150円/$程度のレートで、13万円~となっていれば、また初動は違ったでしょう。

 どうしてこう勿体ないことをしてしまうかなぁ。

 少しでも高く売りたいという気持ちは分かる、利益を得るためには当然のことです。

 でも、さすがにこれは銭ゲバすぎますよ。

 とりあえず、この価格設定ではそう売れず、すぐに値下げの動きになるかと。

 急ぎ必要というわけでないのであれば、待ちが正解だと思いますね。





 ではではノシ


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