2020年11月2日月曜日

発売前の「Ryzen 5000」シリーズと「RX 6000」シリーズでゲーミングPCを組む場合の構成について考えてみる(2020/11/02)

 


 引っ越しするとさ。

 初期費用は 20万円は覚悟しておくべきだよね。

 でもさ,この価格だとそれなりの PCが 1台組めるよね。

 ・・・うーん。

 そうした基準で悩んでしまう私はおかしいかな?











 先日,

https://310satyo.blogspot.com/2020/10/20201030.html

 「AMD」の新しい GPUである「RX 6000」シリーズの発表がありました。

 また,その前にも

https://310satyo.blogspot.com/2020/10/20201009.html

 新しい「Ryzen 5000」シリーズについても発表されていましたね。

 どちらの製品も 11月中に製品販売が開始されるということで,「Ryzen 5000」シリーズについてはもうすぐです。

 気になるのはその価格ですが,そちらについては

https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1286570.html


 「TSUKUMO」の情報が出てきましたね。

 どうやら
  • Ryzen 9 5950X ⇒ 96,800円(税抜)
  • Ryzen 9 5900X ⇒ 64,800円(税抜)
  • Ryzen 7 5800X ⇒ 53,480円(税抜)
  • Ryzen 5 5600X ⇒ 34,800円(税抜)
 となるようです。

 こうして見ますと,コア数を考慮すれば「Ryzen 9 5900X」が安く感じますね。

 税込みだと 7万2千円程度になりますけど,それでもコア単価は安いですよ。

 計算してみますと
  • Ryzen 9 5950X(16コア)96,800円(税抜)⇒ 6,050円/コア
  • Ryzen 9 5900X(12コア)64,800円(税抜)⇒ 5,400円/コア
  • Ryzen 7 5800X(8コア)53,480円(税抜)⇒ 6,685円/コア
  • Ryzen 5 5600X(6コア)34,800円(税抜)⇒ 5,800円/コア
 となりますからね。

 高いけど安い,費用対効果を考えるのであれば「Ryzen 9 5900X」が第一候補となるかと。

 まぁ私にはなかなか手を出そうとは思えない価格ですけど。

 しかし,妄想で組むのは自由,タダです。


 なので,今回は「AMD」から登場する新しい CPUと GPUを用いた構成について考えていきたいと思います。

 用途としては,高性能なグラフィックカードを搭載するのですから,当然ゲーム用ですよ。

 なので,ストレージは最小限となりますかね。

 また,今回は私が組む場合はということで,搭載するパーツについては流用できるモノはどんどんしていこうと思います。


 さて,それでは早速考えていきましょう。

 まずは【CPU】からですが,どうせ妄想するのであれば良いモノを搭載したい。

 なので,上でも触れました「Ryzen 9 5900X」を第一候補としましょう。

 やはりそれなりの性能は欲しいですし,この製品であれば長い間戦えそうですからね。


 続いては【CPUクーラー】ですが,これは【ケース】にもよりますね。

 どうしようか悩ましいところですが,ケースは既存の所有製品から流用することに。

 そのケースであれば大体のサイズの製品は搭載することが可能ですので,それならば現状余ってしまっている

https://310satyo.blogspot.com/2019/08/20190808.html


 こちらで購入した「SilverStone SST-AR01-V3」を利用しますかね。

 規格的にも利用できますし,このまま余らせておくのも勿体ないので。


 【RAM】についても

https://310satyo.blogspot.com/2019/08/20190811.html


 こちらで余っている「Corsair CMK16GX4M2D3600C18」を流用したい。

 しかし,この製品は「DDR4-3600」に対応しているのは良いのですが,容量が 8GBの 2枚組なのですよね。

 今時の PCですと,メモリ容量が 16GBであるというのはちょっと少ない気がします。

 なので,ここは後で増設することも考慮するようですね。

 8GB×2枚と 16GB×2枚で,合計 48GB構成にはしてみたいですな。


 悩ましいのが【M/B】です。

 まず,既存のチップセットでは「500」シリーズのものが対応しています。

 それらを BIOSアップデートすることで利用可能になるようですが,果たしてどの製品が良いのか。

 性能やらを考慮すると,やはり最上位モデルにしておくべきですかね。

 後はサイズ,流用予定の【ケース】が「Micro-ATX」サイズとなりますので,更に製品が絞られます。

 おそらく,「Ryzen 5000」シリーズの登場後に,新しいマザーボードも登場してくるでしょう。

 個人的にはその製品を採用したいところですが,今のところは既存製品で考えるしかありませんよね。

 それならば・・・「ASRock X570M Pro4」が第一候補になるのかな?

 でも,チップセットの冷却にファンが必要だというのは嫌だ,だからこそ倉庫用PCにも採用しきれなかったのですよね。

 とすれば,製品名にも「GAMING」と入っている「ASUS TUF GAMING B550M-PLUS」にしておきますかね。

 まぁここは流動的です。


 そして【GPU】については,今のところ製品が登場していないので判断のしようが無いですね。

 とりあえず,購入する製品は「RX 6800 XT」とします。

 こちらについても,費用対効果を考慮すると,この製品が一番良いと思えるのでね。

 値段の方は $649ということで,日本で販売されるとなると 11万円弱しますか。

 いや,上の「Ryzen 5000」シリーズでは,ドル円が 120円/$ 位のレートだったようですので,それがグラフィックカードにも適用されるのであれば 8万5千円程度となります。

 それくらいの値段に収まるようであれば良いですな。

 とりあえず,その値段で今回は考えておきますか。

 製品によっては【ケース】に搭載することができないということもありそうですので,より下位のモデルにする必要はあるかもしれませんけど。


 ストレージについては【SSD】のみとします。

 ゲーム用に【HDD】は用いたくないですし,倉庫用には別の PCを用意しますのでね。

 そして,搭載するとすれば性能よりも価格重視とします。

 転送速度なんて,「NVMe」接続の製品であればどれも十分,「Gen 4」に対応した製品にする必要性を感じないので。

 いや,データ容量の大きいゲームタイトルだと効果はあるのかもしれませんけどね。

 何にせよ,今のところは価格を重視していきます。

 そして,ストレージはシステム用とゲーム用の 2基を搭載することとします。

 採用する機種としては,つい先日も購入した「ADATA ASX8100NP-512GT-C」にしたかったのですが,今はあまり安くないのですよね。

 そうなると,安定を求めるのであれば「WD Blue SN550」シリーズになるかな?

 とりあえずシステム用にはその「WD Blue SN550」シリーズを,ゲーム用により大容量で安価な「XPG SX6000 Lite」にしておきますか。

 こちらについても,大分流動的ですね。


 【HDD】や【ODD】は搭載スペースはありますが,設置しないこととします。

 余分なパーツは搭載しない方が良いですからね。

 【OS】も既存ライセンスを流用して「Windows10 Pro 64bit」を利用しましょうか。


 さて,後は【ケース】になりますが,これは以前利用していた,そして最近も構成を妄想した

https://310satyo.blogspot.com/2020/10/aerocool-ds-cube-windowvermeerzen.html


 「Aerocool DS Cube Window」を採用します。

 そのまま使わずに置いておくのは勿体ない製品になりますからね。

 「Micro-ATX」までの対応とする製品にしてはサイズが大きいですが,これはマザーボードを横置きしているからです。

 まぁそうしてサイズが大きい分ケース内のスペースに余裕がありますし,フロントには 200mmサイズのファンを搭載しています。

 拡張スロットには最大 320mmサイズのグラフィックカードを搭載可能ですので,「RX 6800 XT」でもなんとかなるでしょう。

 後は加水分解が進んでいるかどうか・・・

 以前触ったときは大丈夫そうですが,加水分解が進んでいるようだと,しっかり清掃しないとな。


 最後に【電源】ですが,これについては既存品の流用はできないですね。

 動作する電源は余っていますが,おそらく容量不足となるでしょう。

 「Ryzen 9 5900X」が「Ryzen 9 3900X」と同じくらいだとすると,グラフィックカードを除いた負荷時のシステム全体の消費電力は 220W程度になるかな。

 そこに「RX 6800 XT」が加わるのですが,公称の「TGP」が 300Wですから,最低でも 600W以上は欲しい。

 それ以上の容量の製品となると,余っているモノが手元に無いのですよ。

 なので新たに購入する必要がでてくるのですが,それであれば「Corsair RM850 CP-9020196-JP」が一番の候補かな。

 電源出力容量と保証期間の長さから選びました。



 ということで,以上の構成案についてまとめますと,

【CPU】AMD Ryzen 9 5900X @72,000円
【CPUクーラー】(SilverStone SST-AR01-V3)
【RAM】(Corsair CMK16GX4M2D3600C18)
【M/B】ASUS TUF GAMING B550M-PLUS @18,000円
【GPU】RX 6800 XT @86,000円
【SSD①】Western Digital WDS500G2B0C @9,000円
【SSD②】ADATA ASX6000LNP-1TT-C @11,000円
【HDD】-
【ODD】-
【OS】(Windows10 Pro 64bit)
【ケース】(Aerocool DS Cube Window)
【電源】Corsair RM850 CP-9020196-JP @14,000円

 合計 210,000円

 となります。

 実際には,もう少し必要経費が下がっての 20万円を切るくらいにはなってくるでしょう。

 この値段でかなり高性能な PCを組むことができる。

 こうしてできそうな感じがすると,組んでみたくなってしまいますな。

 特に何かゲームをしたいわけでは無いのですけどね・・・

 それに,グラフィックカードの価格については願望も入っていますので,もしかしたら更に数万円の上乗せがあるかもしれません。

 そうなったら,もう組むことはしばらく先延ばしとなるでしょう。

 まぁとりあえずは,実製品が出ないことにはどうしようもありませんけどね。

 今後は,今回の妄想をたたき台として,構成を考えていくようでしょう。





 ではではノシ


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